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初心者をヅカに連れて行く [ヅカ的近況]

初心者と同行するとき、むちゃくちゃ緊張してしまうのは、私がかつてアンチヅカだったからなのでしょうか。

「オペラグラス持ってきましたか~?」
「おう、持ってきた持ってきた」
「これ、小林一三の銅像」
「ほう」
「えー、こちらが売店でー」
「お前、今日はやたら親切だなー。いつもと全然違うぞ」
「へっ!?」

いやーん、布教活動で意気込みすぎー。

しかし、職場の先輩(男性)はそれなりに面白がってくれたようでよかったです。入り口で写真を撮ったり、キャトルにも積極的に入って「ベルばらだ~」「キティちゃん買ってこうかな」等々。そっか、自分も初めて見に行ったときは、「ヅカなんか見ちゃうんですよー、ぷぷぷ、あ、でもこれって一応、社会勉強ですよね?」ってノリだった気がする。あれを思い出せばいいのね。てへ。

感想羅列。
◆トップって各組にいるの?
◆休憩が30分もあるの? 歌舞伎みたい。
◆やっぱり男役の人は男っぽい顔なんだね(トウコのこと)。
◆舞台化粧だと、みんな「下町の玉三郎」に見えちゃう。
◆プログラムに素顔写真が載ってないと、誰を贔屓にしたらいいのかわからない。(歌劇団様、プログラムに素顔写真を復活してちょ!)
◆芸名が全然読めない。昔は「有馬稲子」とか「乙羽信子」とか地味なのあったよね。(当時は「子」がつくのがハイカラだったのかも? あ、でも有馬稲子は戦前の叔母の芸名を継いでるんだった)
◆男役はけっこうちゃんと男に見える。
◆この人(レオンのこと)人気ありそう。
◆ヅカファンはみんな姿勢良く観劇するんだね。
◆「すみれの花咲く頃」って毎回歌うんじゃないの?(言われてみれば、イベントでしか歌わないですねえ)
◆えー、カーテンコールってないの?(私もそれは不満! どうしてなんだろう。次の公演がぎっしり詰まってるからかなあ?)
◆(出待ちの列を眺めつつ)歌舞伎ファンとヅカファンと腐女子て似てるでしょ。(おっしゃるとおりです。。。)
◆シャンテの地下って、降りるとすぐ吸い込まれるようにヅカグッズ屋なんだ。さすが東宝グループ。
◆王様役の人って何歳? ああいう人がいないとお芝居が成り立たないんだろうね。→日舞の人なんか70歳以上ですよ。→うそぉぉぉ!(椅子から転がり落ちんばかりに)
◆よく芸能人の女の子が、芸能人とつきあいたいから芸能界入ったとか言うじゃん。宝塚はそういうメリットないけど、入る動機はどういうのが多いの?(その視点が理解できません……)

あと、ヅカ=古典芸能という見方もあるみたい。フィナーレの男役総踊り(クンバンチェロのとこね)を「つかこうへいのアンコールでタキシード着て一斉に踊ったりするのは、ヅカのパクリなんだね!」と驚いてました。へ~、つかこうへいってヅカリスペクターなのか。そりゃそっか、娘がジェンヌになるぐらいだもんね。ヅカってほんとに、いろんな劇団、いろんな芸能に、引用されているのだなあ。えへん。(←イタい)

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