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下半期の雑多な話題まとめて [ヅカ的近況]

・組替にも驚きましたが、「ついに86期から管理職が…!!」ということをまず思うワタシ。

・宝塚イズム22号に、ヅカファンとtwitterについて書きました。

・『ドクターX』、リカちゃんの役は必要だったんだろうか(笑)。しかし、このドラマ、時代劇でしたね。刀一本で渡世する一匹狼、という時代劇の類型が、メスで渡世する外科医にアレンジされているのが面白かったです。

・たまきち初主演が、新人演出家のデビュー作品で、ちゃんとオリジナル、(しかも日本物)ということに喜んだのもつかのま、星組でのロミジュリ再演にはガックリ。10年前のラインナップと比べると、あまりにもショーやオリジナルが少なくて、本当にお金がないんだなあ、と悲しくなります。

・たまったニュースをせこせこ見ているのですが、ロミジュリの「支援者の集い」のあちょうさんが素敵すぎます(なんと、4ヶ月前の話題!)。専科さんともほぼため口で話せるノリ、だけど失礼ではないし、ちゃんと話を進めてる。そのうえあんな貴重なオジサン役者。もったいない。もったいない。もったいない。

・あー様って研いくつ? コモさんが辞めたときと同じぐらい? 棒読みお嬢様系ヒロイン役者が、学年が進んだらこうなる、っていう枠は大事だよー。もったいない。もったいない。もったいない。

・さあやーーー。集合日、トイレで涙を拭いたのは久しぶりでした。

・月の全ツは行かなかったです。忙しくて行けなかったのもあるけど、行かなかったのです。みやるりは観たい、しかし、『愛短』の再演は観たくない。思い入れがありすぎます、愛短。

・星の全ツは行けなかったです。単純に行けなかったのです。けど、どこかで、レオンのクロード、ねねのシャロンはありえねーだろー、とも思っていました。イズムで鶴岡さんが「全く期待してなかったけど良かった」と書いていたので、観れば良かったかも。まさこ様の二番手は観たかったし。

・ベルばらには残念ながらあまり盛り上がらないのですが、すー様のマロン・グラッセと、花陽みらのルルーは気になります。

・エリザガラコンはもちろん観れませんでした。生で観たことないけど映像で「素敵だなー」と思っていた、高嶺ふぶき様と大峯麻友様が観たかったの(渋いでしょ)。で、お花さまのエリザベート、と考えるとあまりにも少なく、しかも超忙しい時期だったので、早々に戦線離脱してしまいました。

・みわっちさんの女優デビュー、単純にうれしい。「来てよ」顔を連発してください。

・今年の観劇数は、約60回でした。3年前の観劇数は約100回だったことを思うと…さみしいですなあ…

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紫峰七海お茶会(12/9) [お茶会報告]

今回は、ギャンブラーで遊び人で短気な「スピード」さんという役。うさんくさくて、『復活』のスメリコフをかっこよくした感じかな? いやらしーい感じのヒゲで、わたくし大変好みです。あのおじさんとつきあいたい、もとい、たぶらかされたい!

お衣装は、黒スーツに、スピードさんと同じ髪型、ゆるめたネクタイ(はふはふ…)

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Q.スピードさんの家族構成は…
A.家族いると思いますか? いるわけないじゃないですかー

Q.髪型やヒゲはどのように決めたのですか?
A.まりんさんが黒髪にされるということだったので、金髪にしました。あまり得意じゃないんですが。

ヒゲは絶対つけたくて。前に壱条あずさちゃんが、旅一座の座長の役でつけてたT字のヒゲ(逆T字ですかね)がかっこよくていつかやりたいと思っていたんですが、今こそあのヒゲだ! ということで、星組の楽屋に行って、しーらんに「あれ、どーやんの?」って聞きました。(いきなり他組の上級生がきてびっくりしただろうなあ)

楽屋ではジャージなんですが、あの髪型にあのヒゲだから、まるでエグザイル。壁にこうやって手をついて、ここに誰か入って(よーするに、女の子を口説いている図、なんですね)、っていうのをみんなしてやって写真撮って、「今日のエグザイル」っていうタイトルで写メが回っている。(何それー! 見たい見たい!)

『銀ちゃんの恋』のスポンサー様といい、『復活』のスメリコフといい、石田先生の中での私のイメージって、こういうのなんですね。ってこないだ、石田先生に言っときました。

Q.轟さんとのお芝居は初めてですが
A.「しほうななみです、よろしくお願いします」ってご挨拶に行ったら、「知ってる」って。えええ、私のこと認識してくれてるんだああ、ってまるでファンですよね。

すごく神々しい方で、でもとってもやさしくて。こないだも食堂でみんなにコーヒーおごってくれました。小池先生が「あ、どもどもどもども」って通りすぎて(得意の先生物真似!)、「ほ〜、ほほ〜」って植田先生も通りかかって(植田御大の物真似初披露!)、その間ずっといろいろお話して。全員が稽古に集まれないときも、「男役とは」「舞台に立つとは」ってお話をしてくださって、とても勉強になりました。

私、轟さんに、舞台上ではけっこう暴言吐いてますよね。それは芝居だからって割り切れるんですが、割り切れないのが、袖。私、轟さんの隣で着替えてる!! とか思う。

客席降りでいったん外に出たとき、いたずらしてるって知ってます? ロビーのポスターにみんなしてサインしてるんですよ! (知りませんでした!!)轟さんが言い出して、ペンもポケットに入れてくださって。あそこ本当に疲れるんですが、それでもそんな遊び心があって、すごい方だなあって思います。

まりんさんが入るだろうから、自分はメンバーに入らないだろうなって思っていたんですが、出演できて、選んでもらえて、とてもうれしいです。アンダースタディの子も入れて10人、みんなすごく仲良くて、終わってしまうのがさみしくてたまらないぐらい、楽しいです。

Q.次は小池先生の作品ですね
A.久々の小池先生、すごく楽しみです。小池先生は宇宙と交信してて、何言ってるかわからないって生徒も多いんですが、私はわかるので通訳したりして。「右に寄れって言ってる」とか(笑)。小池先生の指導は的確なので、大好きです。嫌味も100倍言われるんですけどね(笑)。

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ツーショットではなんと、上記の「今日のエグザイル」が実現! 客席、絶叫!!

「後ろからハグしてください」とか「プロポーズしてください」とか、これまでもいろいろあって、ふみか様まんざらでもない様子だし、みんな大興奮だし。

最近思うんだけど、これって、何の集まりなんですかーーー?

初めて参加したときはこんなじゃなかったよなあ。『BUND/NEON上海』のお茶会で「望海さんみたいに手踏んでください」ってリクエストがあったときから、かなあ?(←もはや伝説) 今じゃ、特にリクエストがない場合のツーショットは普通に肩抱いてるし。

上級生になるって、こういうことなんでしょうか。私は楽しいです

→過去のお茶会報告はこちら。読み返してたら、『BUND/NEON上海』のお茶会でふみかちゃん自身が「これって何の会ですかー?」って言ってた(笑)。

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おかしな二人(日本青年館 12/9 11:00) [観劇メモ]

バウ公演とは、全然別物だった!! なんたって、泣かなかった。バウでは、ウルウルしてたんだけど、今回は涙は一滴も出なくて、ただただ笑ってた。

なんでだろ〜。

フィリックスが嫌なヤツじゃなかったからだ。マヤさんのフィリックスは、人間の嫌なところがけっこう出ていて、こういうヤツがそばにいたら本当に嫌だよなあああ、と思う瞬間が何度もあった。だからこそ、切なくて、愛おしくて、ウルウルして、しみじみした。

でも、みつるのフィリックスは、極端に言えば、「掃除も料理もしてくれて、こんなにイケメンなら、一緒に暮らしてもかまわないかも」というぐらいの人だったんだもん。

みつるはスターさんなんだなあ。確かに上手い。スターさんで、ここまで芝居やコメディが上手い人はいなかろう。でも、人間の嫌なところはあまり感じさせない。『銀ちゃんの恋』のときもそうだった。あのヤス、すごく好きだった。原作だとちょっと引いちゃうぐらいの銀ちゃんとヤスの絆が、美しく見えた。

だから、これはこれで全然アリだ。

ほかのメンツも、おもむきが違う。星組の面々はみきちぐ以外はけっこう下級生。だから「おかしな二人と仲間たち」という感じだった。でも今回は、まりん&ふみか&さあやがわりと上級生で、みつると学年が近い。だから、「おかしな八人」だった。トドさんに臆面もなく体当たりしてる感じがあった。

そういう意味では、魅力的な生徒さんを堪能できる、きわめて宝塚らしい作品だと思ったりして。

トドさんは自由自在で、みんなにどんどんアドリブふってたなあ。みんなすごく鍛えられただろう。次の公演でますます7人がパワーアップしてるのが楽しみっす。

特に、ぽっぽー姉妹は星組の二人もはじけてたけど、さあや&仙名さんはもう「素」なんじゃないかという。(この二人、新人公演でカルロッタやってるっていう共通点もあるけど、『メランコリックジゴロ』の先輩司書役で笑いをとったっていう共通点もあるよねー)

こんなに客席が埋まるなら、もっと長くやればよかったのに。劇団よ、客がチケットを買うのは、スターがどれだけ出てるか、じゃなくて、いい作品かどうか、なんだよ〜。

ところで。フィナーレの『関白失脚』は上手い選曲だけど、家族のために頑張って働くというのは離婚前のフィリックスだと思うから、モデルチェンジした後のフィナーレには筋が通っていない気がした。こんなことを気にするのは私だけかもしれないが…
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THANATOS(日本橋三井ホール 12/8 19:00) [観劇メモ(ヅカ以外)]

9月の「Cross Road」に続いて、藤原文翁作、土屋雄作音楽の朗読劇サウンドシアターにリカちゃんが出演。

いや〜このシリーズ好きだわ。

朗読+音楽+照明や装置、という想像をかきたてやすい形式もいいんだけど、音楽のセンスもいいし、なんたって話がいいんだね。

100年ぐらい前のロンドンで起きた謎の事件、記憶喪失になってしまった唯一の生存者(リカちゃん)に、刑事と心理学者が催眠療法で過去をさぐる…

今回はサスペンスで引っ張るんだけど、まずその種明かしが意外で面白い。そして人間の哀しみがひしひしと伝わる。最後は少し和解があって、ホロリとする。切ないなあ〜。(ネタバレ避けると、何がなんだかわからないね)

リカちゃんは可憐なヒロインでありつつ、男の声も駆使。切り替えがすごい。声のお仕事してほしいと思ってたんだ、そーいえば。かなり叶ってるぞ。また出てほしいなあ、このシリーズ。

平田広明さんて、聞いたことある声だ。声優さんなんだ。こわもてインギンな感じの素敵なオジサンでした。

前回は弦楽器だけで、かなりとんがった印象だったけど、今回はピアノとパーカッションとバイオリンだったので、柔らかい感じ。効果音のほとんどが、実際に何か(例:筒に入ったお米)を鳴らしていて、昔のラジオ番組みたい。(このシリーズは私にとってはラジオドラマを想起させるんだけど、効果音もしかり!)
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