グレート・ギャツビー(日生劇場 5/26 18:00) [観劇メモ(ヅカ以外)]
音楽がいまいちでした。
もったいない。
脚本は宝塚版とそれほど違いが無い、かなあ?
確認できていないのですが。
殺されるのが桟橋ではなくプールってのが、
いや、別に芳雄の水着姿見たくないし、と思うけど(笑)
宝塚の、いかにも芝居の途中で歌が入ります、じゃなくて、
ミュージカルっぽくしたかったんでしょう。
なのに、エモーショナルに歌い上げる場面で、
音楽に全く乗れない。なんか難しそうな曲ばかり。
酒場のジャジーな場面の曲はかっこよかった。
芳雄は、後ろ姿とか男役っぽくて、なかなか。
酒場で机の上に乗る場面、すごくかっこよかった。
でもやっぱり、本物の男の人だし、歌がうますぎて、
なんというか、「粘着質の変人」でした。
ラストに、子ども時代のギャツビーが日課を読み上げるところ、
宝塚版だと、「華やかな人に見えたけど、すごい努力家だったのねー」
って意外性を見せる場面でしょ。
それが芳雄だと、え、当然そういう努力はしていそう、
冷静に、着実にやってそう、と思って全く意外ではない。
いや、それでいいような気もする。それはそれでアリだ。
逆に、変人っぽさが出ているからこそ活きたのが、
ニック(万里生)との友情。
ニックが「君を尊敬する」と最後に言うところ、
変人でも尊敬してもらってよかったね、とじんわりする。
ここに「腐」を感じる向きもあるんだろうか?
万里生の好青年ぷりもあって、
すごくいい組み合わせだった。
夢咲ねねはスタイル良くてアホっぽくて、
いかにもデイジーらしい。
ほんとに彼女はアメリカンな役が似合う。
神月茜(今はAKNE LIVさんというのか)、
退団後活躍していることは知っていたけど、はじめて見た。
こんなに響くいい声だったのね~。
歌ウマさんだとは認識してたけど、しゃべる声もいい。
顔といいスタイル、芝居、当時の進んでる女性のイメージ通り。
まりもちゃんがぷくぷくになってたよ。驚き。
シカゴ観たときは、在団時と変わらなかったけどなあ。
いや、マートルにはそれでいいんだけど、役作りなのかなあ?
またキレのいいダンスが観たいです。
渚あきがデイジーのお母さん役で、
低い声で気位高くやってて、
新たな活路を見出したか、と思った。
あまり見かけなかったし、うれしい。
全体的に、衣装が良かった~!
特に、自動車事故の場面でデイジーが着ていた水色にレースの服、欲しい。
もったいない。
脚本は宝塚版とそれほど違いが無い、かなあ?
確認できていないのですが。
殺されるのが桟橋ではなくプールってのが、
いや、別に芳雄の水着姿見たくないし、と思うけど(笑)
宝塚の、いかにも芝居の途中で歌が入ります、じゃなくて、
ミュージカルっぽくしたかったんでしょう。
なのに、エモーショナルに歌い上げる場面で、
音楽に全く乗れない。なんか難しそうな曲ばかり。
酒場のジャジーな場面の曲はかっこよかった。
芳雄は、後ろ姿とか男役っぽくて、なかなか。
酒場で机の上に乗る場面、すごくかっこよかった。
でもやっぱり、本物の男の人だし、歌がうますぎて、
なんというか、「粘着質の変人」でした。
ラストに、子ども時代のギャツビーが日課を読み上げるところ、
宝塚版だと、「華やかな人に見えたけど、すごい努力家だったのねー」
って意外性を見せる場面でしょ。
それが芳雄だと、え、当然そういう努力はしていそう、
冷静に、着実にやってそう、と思って全く意外ではない。
いや、それでいいような気もする。それはそれでアリだ。
逆に、変人っぽさが出ているからこそ活きたのが、
ニック(万里生)との友情。
ニックが「君を尊敬する」と最後に言うところ、
変人でも尊敬してもらってよかったね、とじんわりする。
ここに「腐」を感じる向きもあるんだろうか?
万里生の好青年ぷりもあって、
すごくいい組み合わせだった。
夢咲ねねはスタイル良くてアホっぽくて、
いかにもデイジーらしい。
ほんとに彼女はアメリカンな役が似合う。
神月茜(今はAKNE LIVさんというのか)、
退団後活躍していることは知っていたけど、はじめて見た。
こんなに響くいい声だったのね~。
歌ウマさんだとは認識してたけど、しゃべる声もいい。
顔といいスタイル、芝居、当時の進んでる女性のイメージ通り。
まりもちゃんがぷくぷくになってたよ。驚き。
シカゴ観たときは、在団時と変わらなかったけどなあ。
いや、マートルにはそれでいいんだけど、役作りなのかなあ?
またキレのいいダンスが観たいです。
渚あきがデイジーのお母さん役で、
低い声で気位高くやってて、
新たな活路を見出したか、と思った。
あまり見かけなかったし、うれしい。
全体的に、衣装が良かった~!
特に、自動車事故の場面でデイジーが着ていた水色にレースの服、欲しい。
若き日のデイジーとギャツビーが、森の中でおとぎ話を繰り広げる場面。女の子のお姫様話を笑って聞くか、現実はもっと素晴らしいよといなすのがよくあるシチュエーションだと思うんですが、ギャツビーはデイジーとまるで同じレベルで、真顔で自分の王子様話をする…あの場面でちょっとぞっとしました。ギャツビーの理想主義の非現実さは、少年時代からそのまままっすぐ来てしまっているんだなど。
by ネリ (2017-06-05 09:09)
ネリさん、思い出しました! その場面、私も「キモー」と思ってました(笑)。いい年した二人が何言ってんだ、と。そうかあ、宝塚版だとギャツビーが大人っぽく、デイジーを微笑ましく見ている場面でしたね。芳雄版だと、最後の、理想に向かって努力する少年時代と、一直線上にあるってことなんですねえ。
by 竜眼 (2017-06-10 19:04)