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元羊飼いと羊たちの集い [ヅカ的近況]

ふみかちゃんが退団するとき、
一年後に同窓会やろう! って言ってたんですよ。

その日が、あっというまにやってきました。

花組を団体で(ふみかちゃんも一緒に)観劇して、お茶会みたいな集い。
私にとっては、退団公演以来の大劇場です。


すっかり宝塚をアウェーだと思うようになってしまった自分にとって、
どんなふうに感じるのか、
ふみかちゃんがどんなふうになってるか、
けっこうドキドキしました。


でもねー

全っ然変わってなかったです。

ふみかちゃんも、自分たちも。

そして、ふみかちゃんとファンとの関係性も。


ふみかちゃんがファンを見る表情は、
「自分が飼ってた羊たちが、また呼びかけたら集まってきたぞ、よしよし」
と満足気だし、
羊はうっとりと、心から喜んで集まってました。


すごく濃密な時間を一緒に過ごしたから、
時間があいても、一瞬にしてそこに戻っちゃうんでしょうね。

あ、それって、ふつう、
ジェンヌさん同士が言うことですね。
稽古場で、舞台で、一緒に青春を過ごしたから、
久々に会ってもすぐそのときに戻っちゃう、ってよく言いますよね。

同じだ~。
まさに同窓会だ~。
やっぱジェンヌとファンは相似形を描くものなんだ~。

まっ、こっちは1:多だけどね。てへ。



けっこう地に足ついたことをおっしゃり、
でもやっぱり時々「え、何その発想!?(笑)」な発言もあり。
変わってないわぁぁぁ。


ふみかちゃんも、私たちファンも、
以前のような枠組みではないところで生きていて、
これからどうなるか全くわからない。

でも、どんなふうになっても、
また牧羊犬が「羊飼いが集まれって言ってるよー」
って回ってくれたら、
当然のように集まると思います。



ジェンヌさんとファンっていうのは、
(パトロンとか代表さんとかでないかぎり)
遠くて儚くて、ファンだけが勝手に思い入れている関係性だと思っていたけど、
でも、案外、何かの糸でしっかりと結ばれているんだなあ。



そう思えるのは、ふみかちゃんのお人柄や、
代表さん、スタッフさん、ファンのみなさまのおかげだよなあ。

と、あたたかい気持ちになった一日でした。


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パラレルワールドを失って [ヅカ的近況]

張り合いがないとはいえ、
そこそこ普通に生活しているわけですが。
(そして、何か観たらやはり書かずにはいられなくなって、
予想よりも頻繁に登場してしまうわけですが (^-^;


ふと気づくと、
「嫌なこと」に対する耐性が、すごーーく落ちている。

たとえば、
仕事で、違う部署の人に嫌味を言われたり、
ミスを注意されたり、
人事異動が不安だったり、

そういうことは、今までだってちょこちょこあって、
それなりにやり過ごしてきた、よくあることなのに、
今はものすごーーくうんざりしてしまう。


ああ、そうか、
パラレルワールドがないからだ。


去年までは、
嫌なことがあっても、
「ま、それはそれとして」
と思えたんです。

「ま、それはそれとして、次のお茶会はいつかしら」
「ま、それはそれとして、次の公演は○○だから」
「ま、それはそれとして、今日も観劇だから」

あるときはラスベガスのカジノに、
あるときは大江戸八百八町に、
あるときは1930年代の上海に、
そしてすみれ色のあのムラに、
生きていたんですもの、私!


でも今はそのパラレルワールドがないの。


最近のささやかな楽しみは、朝ドラの玉木宏を見て、
乾いた心に潤いをもたらすことなんですが
(もともと玉木宏好きなんだけど、朝ドラ始まったときは忙しすぎてノーチェックだった)
「新次郎サマ~」とうっとりしても、
どこかで「でもこれ、映像だから編集してるしね」
「どうせ今頃クランクアップしてるんだよね」と思ってしまう。


でもでも、舞台は、同じ時を生きれるんだよーーー!


『HEAD'S UP!』の舞台映像をスカパーでやっていて、早速見たのですが、
舞台への愛に満ちていて、涙無しには見れなかったです。
舞台は、作る側と観る側が、同じ時を生きている。
裏方さんのことは客席からは見えないけど、
でも「気」として劇場に満ちてるもん。
舞台を愛した人たちの霊だっている、それが全然怖くない。


ましてや宝塚。
「応援する」という形で一緒に生きていける。
そして、タカラジェンヌはタカラジェンヌという役を、
舞台を降りても演じてくれている。


あーーー
そのパラレルワールドがなくなってしまった今、
現実のとげとげしさから気を紛らせることができない。
一度パラレルワールドを経験してしまうと、落差がつらい。トホホ。


本当に、得難い時間だったのだなあ。
宝塚に好きな人がいて、応援して、同じ時を過ごせるということは。
まあ、麻薬のようものかもしれなくて、
本当の意味で良いことなのかわからないけど。



今その時間を過ごしている人たちが、
できるだけ長く、
できるだけ仲良く、
素晴らしい時間を満喫できますように。



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お前はもういないのか [ヅカ的近況]

無事、駆け抜けることができました。
(仕事はミス連発でしたが(;´Д`)



ムラの楽のあとは、望外の幸せに驚くのと、
一方で、じゃあ、なんで辞めるんだよ、という感情で「混乱」していました。

東京公演は、ご本人も挨拶で言っていましたが、
何をしても「最後の」がついて、さみしさが募りました。
最後のお茶会、最後の夜公演、最後の(通常の)出待ち…
キラキラした電飾と白いレースで飾られた、華々しいそれらを、
一気に全力で駆け抜け、
特に東京のフェアウェルはムラと違って二回公演だから全然時間がなくて、
どわわわーーーっと走って、ゴールして、アーチをくぐったら、



そこは、
何も無い空間だった。

「さみしいを通り越して怖い」(これもご本人の弁)
の正体はこれだった。



目の前に広がる、茫漠とした喪失感。




「最後の~」の次には、
「もう~しないんだ」が来る。

劇場の前を通れば「もう出待ちしないんだ」と思い、
家のポストをあければ「もうふみかちゃんから年賀状来ないんだ、
会からの公演案内も来ないんだ」と思う。
和気あいあいとした羊仲間と、牧場で一緒にいることもないんだ、と思う。


感謝やさみしさといった混乱した感情は、
なんとか風呂敷に詰め込んで、ある程度まとまりをつけ、
でも手のひらには、「あの人でこんな役が観たかった」という
若干の「もったいない」が残りつつ、でもそれは手のひらサイズで、
全身に、羊(笑)として愛された幸せ感をまとい、


でも目の前には何も無いという。



アンドレ、お前はもういないのか……


あ、違った違った、アンドレじゃなくてふみかだった。


フェアウェルで配られたものを、ぽけーっと何度も見返してばかりいます。
感想を、出待ちなどで語り合いたい!
お手紙書いて渡したい!
…でももうそういうことはないんだなあ。



ファン仲間ももちろんだけど、
ご本人様もきっと、
もうタカラジェンヌである自分が存在しないことを実感されていると思うので…



お前が耐えた苦しみなら、私も耐えよう。



ですね。



そして最後には「幸せだったなあ」という感情だけが残るのだと思います。





今まで読んでくださって本当にありがとうございました。
これからも、たまには何か書くかもしれません。
宝塚とは適度に距離を取りながら、
何もない空間に何かが芽生えてくるのを待つことにします。



(あ、最初にお茶会に一緒に行ってくれたUさん、
あのときは新沼謙治(笑)のお茶会につきあってくださり、
ありがとうございました←私信)



そうだ。楽でポリスが最後にくみちゃんに壁ドンチューして、
その瞬間、「私、成仏できるかも」と思いましたですよ(笑)


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コメント!! [ヅカ的近況]

久しぶりに管理画面を見て、たくさんコメントをいただいていたことに、 今頃気付きました!!

なんという不義理……

なんで表示されないんだろう、とお思いだったかと。

お許しくださいーー!!

例の96期生の事務所からのコメントに辟易して承認制にしたはいいものの、管理方法を理解してませんでした。

うれしくてじっくり読んでます(*^^*)

ご承知のとおり、今忙しいのではありますが(笑)、お返事ちまちま書きます!


(11/23)
お返事、書きましたー!

そして、96期関係で削除されてしまった記事にもコメントをいただいていたので、
こちらに掲載しました。
http://pt-omoitsuki.blog.so-net.ne.jp/2013-09-30

本当に、本当にありがとうございました。


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両想いなのに一方通行 [ヅカ的近況]

しほうななみさんのフェアウェルパーティはちょっとかわっていました。

普通は立食で、
ガード終わってから行ったら、ほとんど食べるものないなー、
っていうものじゃないですか。
ジェンヌさんとかゲストがたくさんで、
バタバタしてるものじゃないですか。


なんと。

美味しいものをしっかり食べられて、
ふみかちゃんのお話しをちゃんと聞けて、
お土産にしても、何もかもがこだわりまくり。

えーーー、こんなんはじめてや。
(トップさんみたく人数多かったら絶対無理だろうけど(^_^;)


私のわがままで、としきりにおっしゃっていました。

ホテル側も、こんなんはじめてだそうで。
ホテルの人も、
手足となって動いたファンクラブのスタッフさんたちも、
すーっごく大変だっただろうな(苦笑)。


でも、こういうこだわりが、
この人の芝居を良いものにしていたんだなあ、とあらためてしみじみ。


しかも、なぜそうしたかというと!

「今日一日大変だっただろうから、ファンのみなさんに、最後に恩返しです」

!!

おおおおお……泣かずにいられようか。


怖い役も得意だけど、
本当はすごく善良で優しい人なんだよなあ。
ファンは愛されていたんだなあ。



「愛されていると信じたからこそ、お別れできたのでございます」
by六条御息所@新源氏物語




ファンクラブに入って応援することは、1:多の両想い。


じゃあ、じゃあ、
なんでそれを断ち切って辞めるんだ、ということになるんだけど。


だって、幻なんだもの。タカラジェンヌは。

ジェンヌには4層がある。(参考文献:東園子)
1 役名
2 芸名
3 愛称
4 本名

この「3愛称」に相当する男役のオフ姿まで、
ある程度親しく接することができるから、勘違いしてしまうけど、
まさにそれこそが、退団で消えてしまう幻なんだよね。



宝塚は女学校だから、いつかは卒業するもの。
消えてなくなってしまう夢。


つまり、構造的に、そもそも刹那的。
そして、幻に対する思いなんだから、じつは一方通行。



両想い感満載なのに一方通行とは不思議なものよのぅ。




「彼女は僕を愛していると思ったんだ。」


でもでも、
勘違いでも、幻でも、



「そんな瞬間なら生きるに値する。」byエリック@ファントム

よね?




そうだとも。

(↑ふみかキャリエールの声でね)

美しく卒業することで、完全にタカラジェンヌになる [ヅカ的近況]

美しく卒業することも、タカラジェンヌのお仕事の一つなのですね。

頭ではわかっていたつもりだったけど、
思っていたよりも広範囲のタカラジェンヌが、
そういうふうに辞め時を探っているのだなあ。。。
と実感しました。

タカラジェンヌは入団したときからタカラジェンヌなのではなく、
学年を経て経験を積むのに従って、タカラジェンヌになっていくものよね
(立場が人を作るという意味)、と思ってきましたが、
美しく卒業することで、完全にタカラジェンヌになる、
ということなのかもしれません。

今思えば、
組長、副組長で辞めた方々、たくさんいました。
ずっと不思議で、惜しんでました。

脇の人は年とってもできる役が多いし、
学年が上がったほうが役付き良くなるし、
ファンは単純に長く見ていたいから、
何でだろうと思ってしまうけど。

ゆらさん、光樹すばるさん、嘉月さん、越リュウ、灯さん、ゆめみさん、マリエッタ…
(いや、上記の方々が必ずしもこの理屈でおやめになったとはわかりませんよ、わかりませんが)

ずっといるぞ、と決めた少数以外は、
路線スターであろうとなかろうと、
美しい卒業をいつも視野に入れている。
のであろう。おそらく。

私がファンになった頃、
昔より脇の人が辞めるのが早い、多い、もったいない、
と言われていました。
路線を重視しすぎ。脇に役がいかない。
管理職や専科の待遇に変化があったという噂。
いろいろ複合的な理由があるだろうけど。

原節子が43歳で引退したような美学が、
今でもずっと続いているのかもしれないなあ、と思います。
だって今じゃ、吉永小百合とか、岸恵子みたいに、
60代、70代でも異様なほど美しいままの女優さんもいるし(技術の進化?)
お母さん役も、昔のような肝っ玉母さんじゃなくて、綺麗なままの役柄が多くなりました。

でも、昔は美女は美女のまま辞める人がいましたよね。
山口淑子の引退の映画は、
これまでの相手役がちょびっとずつ出て、
作品としてはいまいちでも、お見送り感満載でした。

そういう価値観が、まだあの花園には残っているのだなあ。

頭ではわかっていたんだけどもねええ。
ほんと、もったいないよねえ。

はーあ。



お茶会報告も書きますね〜…
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過去と未来の結節点で [ヅカ的近況]

こんな役も、あんな役も、観たかった。

こんな役も、あんな役も、できたはずだ。

あんたは自分の役者としてのポテンシャルをわかってない。

あんたの役者としての能力は、すごいんだぞおおお!

あんたがわかってなくてもあたしはわかってる!!

演出家がわかってなくてもあたしはわかってる!!

なんで今辞めちゃうんだーーーー



というようなイタいことを、どす黒ーーく考えて、くすぶっていました。

(ああ、自分は、何よりも、ふみかの芝居が好きなんだなあ。)



「実現しなかった未来」のことを考えてしまうと、
まるで、「実際に起きた過去」がすごく物足りなかったかのようになってしまって、
それもまたどす黒いんだけど。



でも、「実際に起きた過去」は、それはそれは楽しいものでした。


将来のある日、「実現しなかった未来」が顕現してしまう、
そのことを予感しているからこそ、
いや、そのことを最初から内在しているからこそ、
「実際に起きた過去」は輝かしい。


どの公演も思い出深いし、
どの役も好きでした。
(今となっては、『外伝 ベルサイユのばら』の村人でさえ…!)


一つ一つの公演が、宝物なのだなあ。



たとえトップさんだって、
限られたジェンヌ人生の中で、駄作にあたったりする。
誰だって、やりたい役、やりたい公演がやれるわけじゃない。
それは、大なり小なり一緒だ。

一般人の人生だって一緒だ。


一瞬一瞬が、宝物なのだなあ。




…よく考えたら、このときも同じようなことを考えていました。てへ。
http://pt-omoitsuki.blog.so-net.ne.jp/2006-06-27

「がんばって駆け抜けていった。ある軌跡となって実現した。
その裏返しに、実現しなかった未来がある。
だから、実現しなかった未来は、輝いていた過去の照射。」

いいこと言ってんな、自分(笑)。



今は、小規模な会で「応援」していただけに、
「未来」の具体性もありすぎるし、
「過去」の具体性もありすぎて、
上記のように「いいこと」言うには、まだまだだなあ~~~





※OSKの牧名ことりちゃんも退団発表したことを今頃把握。。。。


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ご聖断が下りました [ヅカ的近況]

戦後70年関係の資料ばかり仕事で読んでいるせいか、こんな表現になってしまった。しかし「ご聖断」としか言いようがないですよねえ、退団発表って。

正直、油断してました。集合日にはいつもヒヤヒヤしてたんですが、管理職になられたから、もう少し在団すると思い込んでいたんです。ぬかった。

悲しいとかショックとかじゃなくて、とにかく、字は読めるんだけど、その意味を理解できないという感じ。覚えたはずの英単語が思い出せない、えーーーっと、なんだっけ、これ、みたいな。

(今思えば、トップさんを追っかけていたときは演目とかから予想がついていたので、かなり「粛々と」でした。もちろんすごく悲しかったですが)



で、発表直後に私が咄嗟にしたのは、ホテルの確保。意味がわからない英単語のはずなのに、体は反射神経で動いているという。ムラも東京も、千秋楽前後のホテルをとらなくっちゃ。そのころの仕事の予定を調整しなくっちゃ。あとあと、白い服買わなくっちゃ。

…もはや「生活」なんですね。毎日通うというほどでなくても、公演日程が発表になれば、その期間はあまり予定を入れないようにする。服を買えばお茶会に着て行こうと考える。公演に関係する本を読む(ご贔屓さん出てなければそこまでしない)。次はどんな作品で、どんな役かな〜、といつもうっすら考えている。

I've got you under my skin
皮膚の下にまであなたが入り込んでいる、という歌を思い出します。

だけど、ジェンヌさんとファンの場合は、恋人でも友人でも家族でもないから、「ご聖断」が下るまで何も知らないし、ましてや1:多。

つくづく不思議な関係だなあ〜〜〜。



家に着いて、白封筒をあけて、やっと実感がわいてきました。

「御心に従う」…これまた終戦時に頻出の表現ですが。

ジェンヌさんの退団に関して、「○○ちゃんが決めたことだから応援しましょう」ってよく言うじゃないですか。あれ、ひょっとして、「○○ちゃんが決めたことだから」ということだけを、杖のようにしてそれにつかまりながら、意味を思い出せない英単語のような退団発表を、なんとか実感にかえて足元をしっかりさせよう、という意味なんじゃなかろうか。



この機会に、ヅカファンそのものからも、やっと卒業できそうです。ものごとを終わらせるのは、始めるよりも大変。あと4か月、様々な儀式を通して「実感」を強め、きちんと成仏したいと思います。
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加齢、もとい、華麗なるヅカトーク [ヅカ的近況]

40代以上向けのサイトで、宝塚とは全然関係のない記事を書かせてもらっているのですが、このたび、ヅカネタの期間限定連載をしています。

http://dosuru40.com/takarazuka-fantalk/31844/

完全にこじらせている私ですが、この記事ではすっかり初心にかえっていて、自分でも意外^^;

いろいろな意味で対照的で面白い視点の方と、尊敬する編集長との、3人の座談会です。

40代以上の方、ご覧いただけたらうれしいです。

あ、別にこの記事の内容は何歳でも大丈夫なんですが(だってヅカファンはみんなフェアリー)、サイト全体はお若い方にはピンと来ないかと~


ガーデンフィールズが破壊されていた [ヅカ的近況]

あとかたも無い!

戦前からあった温室も破壊したのか? 宝塚文芸図書館だったロンファンも??

ポールの作った素敵な庭がなくなってしまったこと、犬と遊べなくなったこと、それだけでも残念なのに。

ありえへん

DSC_0346.JPG



歌劇の1月号を立ち読みしたら、たっくんが年頭のあいさつで触れてました。「昨年初頭まであった」とのこと。そうか、ムラには去年の3月と9月に来てるけど、宝塚駅から大劇場までしか来てなかったんでした。

「建物にそのときのリーダーの意志が見える」「宝塚文芸図書館は小林一三時代の最後の名残」「東京宝塚劇場の尖塔には小林公平氏の意志が」「100周年は新しく開放的なゲートができた」とのこと。ほほう……


http://blogs.yahoo.co.jp/mikiowing/16102090.html
こちらの記事に、昭和戦前期の地図(今よく配布されているもの)や写真が掲載されています。温室は再利用するように読めますが、現在、私が見た感じだと、残っているのは手すりだけでした。。。。

残すための活動もしていたのですね。
http://blogs.yahoo.co.jp/momorogue/48063855.html
9月に温室が解体されたとのこと。
http://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/201409/0007292511.shtml

戦前の歌劇ではよくこの温室の前でポートが撮影されていました。



そういえば、12年前のちょうど今頃、ファミリーランドが閉園しましたね。『シニョール・ドンファン/宝塚風土記』を観劇がてら、ファミリーランドで遊びまくりました。そのとき初舞台だった、みりおが今、トップとして舞台に立っている。。。。


遊園地が今の娯楽に合わない、英国庭園に600円払う人は少ない、というのはまだわからないでもないけど、歴史的遺物を大切にすることは、ある意味、義務では? そうでなきゃ、文化は続かない。宝塚歌劇も、時代に合わせつつも一番大切なところは変えずに守っていきます、とか言ってるじゃないですか。実際そうなってるとはいいがたいけど。

…ダメだなあ、宝塚(市)。


ちゃんと情報を仕入れて、残す活動に参加しなかった自分も、ダメだったなあ。



※音楽学校の建物を流用していたのだと勘違いしていましたが、最初から図書館として建てられたようです。

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