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ベルサイユのばら(東京宝塚劇場 7/15 18:30) [観劇メモ]

前言撤回。ベルばらはもういいです。まともなはずのオスカル編をこんなにへんてこに改変されちゃうと、役者を楽しむも何もない。

見たことない場面いっぱいあったけど、昭和のベルばらにはあったのかなあ。原作にあるのかなあ。ジェローデルってオスカルの幼なじみだっけえ???

とはいえ結局は役者を観るしかないことに変わりはないわけで…。

テルオスカル、イメージと少し違うけど、芝居が素晴らしいね。こんなに変な脚本でこんなに感情移入できるとは。この人、本当に芝居の人だと思う。怒鳴ったり叫んだりしてもセリフがききやすいのもいい。退団会見で退団後はいろんなことをしたいって言ってたけど、舞台は続けるべきだと思う。

キタロウアンドレ、さすがにスターさんとしてただ銀橋渡るだけだと場が持たないけど、芝居の一環だと一気に心をつかむ。泣かせる。そしてあったかい。いつまでも心に残るなあ。見た目といい、明るい持ち味といい、わたるアンドレに似てるよね。髪型は参考にしたのかな。

芝居が上手い二人だから「今宵一夜」の場面も型としてじやなく、芝居として見れた。それたけに、『凍てついた明日』のクライドとテッドとか、もっと芝居らしい芝居がまた見たかったなあ。そして、テルキタはすごくおさまりがよくて、みんなが好むのもよきわかる。だからこそ、そればかりはもったいないとも思う。テル退団後もキタロウくん残っておくれよ〜

…二人がリアルな芝居をするのが、脚本をアラを目立たせていた、とも言えるかもしれないな。テルオスカルがイメージと違うと思ったのは、やや生々しい感じがしたということなんだと思う。

まあくんジェローデル。まあくんが上手くなってた! かっこよかった!発声が良くなってたし、決め顔がいっぱい。『翼ある人々』のおかげだね。

ちーちやんベルナール。これで最後だなんてもったいない。宮廷服や軍服似合うからジェローデルでもよかったか。いや、そもそもベルばらで退団てのが…。

かいちゃんアランは喉からしてるのかな、荒々しい役はニンじゃない感じ。

みりおんが白華れみに見えた。髪型のせい? ちょっと貧相に見えちゃったなあ。

れーれのルルー、いっぱい小芝居してた。上手くなったなあ。もったいない。(そればっか)

凜きらのダグー大佐、万歳。

しかしフィナーレの女装黒燕尾はいかがなものか。瀬川瑛子が燕尾服着てウッフンアッハン踊ってるように見えちゃう。薔薇タンが女装テル中心なのもイヤだった。あれは男の世界じゃないの〜? 初演通りなんだっけ? なんで今は違和感あるんだろう。

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