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勝手に「こだわりアラカルト」キスシーン編 (1) [ヅカってなんだ?的記事]

ふと思った。

・蓮城まこと大先生は、上級生のキスシーンの稽古をつけるほど、キスシーンがお上手なんだろうか。

・緒月さんはこれまでキスシーンを演じたことがあるのだろうか。

・どうして音月さんはあんなにキスシーンが下手なんだろうか。新人公演やバウ主演でやったことないんだろうか。ないわけないだろー。

そんな疑問を解決すべく、HDやDVDのチェックを始めた。

でもねー、主役に近いところじゃないと、ラブシーン自体ないのよね。(ちなみにふみかちゃんは、せいぜい『蒼いくちづけ』できらりちゃんに言葉で迫ってるぐらいで、キスシーンもラブシーンも無いT T)

キタロウくんのは今のところ、『青い鳥をさがして』の新人公演のほっぺにチューしか発見できず。(でもこれ、かわいいよねー。)

キングのは『ロシアンブルー』の新人公演で発見!(なぜかHDに未見で残ってた) んー、キングも悪くないけど…、角度がおかしかったりしないし、でも、むしろあゆっちの口半開きがイイね。

おっ、『ロシアンブルー』は本公演も映像がありますよ。水さんのキスシーンは、どれどれ…。おおおっ、キングと逆に回ってる!!! (っつーか、キングが逆にやってる)

水さん→銀橋で見つめ合って、客席側の手はみなこの後頭部、横顔のまま近づく…1.5cmまで近づいたところで、反時計回りにくるり、客席からはみなこの背中が見える。

キング→銀橋で見つめ合って、客席側の手はあゆっちの首筋、近づく前に時計回りにくるり、客席からはキングの背中が見える。

本役さんは至近距離まで近づいてるのが、さすがだわ。手を添えるのも、隠すのに使っちゃあ邪道。

水さんと言えば、『霧のミラノ』のいづるんとのボックス席の場面でしょ〜〜。あれは大好きだった〜〜。どれどれ。顔近付けて……、うわあああ、手なんか添えてもいません! どう見ても本当にチューしてるように見える!! は〜、これぐらいやっていただきたいものです。うっとり。

手の位置も大事よねー。上級者は隠すのに使わないんだから、ほかの効果的な方法に使えるわけで。後頭部抱きは真飛さんがお得意だったし(真飛さんは口半開きがまたイイし)。『カサブランカ』のユウヒの、右手ですみ花をひっぱるアレ! アレはすごいよね〜〜。しかもかなり至近距離! 絶品ですな。

つくづく、キスシーンって、「型」なのだなあ。立ち回りみたいなもので、「型」以外の何ものでもない。でも、それをいかに「型」に見せないかが、大事なんだなあ。ふーむ。柴田先生の「1.5cm」は名言だと思う。夢の世界でのリアリティ。

こんなふうにキスシーンの「形」にこだわってる演劇なんて、あるだろうか。普通、ほんとにキスしちゃうでしょう。それに、こんなにキスシーンを特別視しないでしょう。時代劇に立ち回りが必須なように、タカラヅカにはキスシーンが必須、なのかもしれないなあ。

そのルーツは戦前のハリウッド映画なんだろうか。しかし、その頃のタカラヅカは「恋」って単語だけで拒否反応示すファンもいたぐらいだから、キスシーンは無いよなあ。タカラヅカ初のキスシーンってどれなんだろう。

というルーツ探しもともかく、おすすめキスシーンを今後も勝手に探していきます。

::::::::本家はコチラです→a posteriori takarazuka:::::::

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