シスター(博品館劇場 9/2 19:00) [観劇メモ(ヅカ以外)]
完全ネタバレ。
すずかつさんのオリジナル朗読劇でもう何度も上演されているそうです。
友人が応援している篠井さんと橋本くんが、ペアで出るというので、
これは見なくちゃ、と。
弟が主人公で、姉(篠井さん)と会話するんだけど、
姉は、弟が生まれる前に3歳で死んで、幽霊として成長しながら、
弟を見守っているという、不思議設定がだんだん明らかになる。
朗読だからこそ、できることだよね~。
ぽんぽんとかわされる会話が軽妙で楽しい。
これ、姉は本当はいなくて、生命力がなくて常に「死」を身近に感じている弟が
造り出した幻影(つまり、トートのような)っていう解釈もありうるよね。
最初から、死とは何か、死んだあとでも恐怖はあるのか、
ひいては、生きるとはどういうことか、に関連した会話をしているのが興味深い。
じつは弟は自殺未遂で生死の境にいて、
姉がそれを現実世界に戻してあげる(多分そこでもう姉とは会えなくなってしまう)
という終わり方。
ちょっとそこのバラし方はスマートでなかったかな。
なんと、姉はトートであるだけではなく、
そもそも弟にとっても、死の境ではじめてあらわれた
(でも弟はずっと昔から見ていたと思い込んでいる)
という設定もありうるそうだ。うーん、面白い。
体調が悪いときとか、人の生死について聞いたときとかに、
ついつい思い出す。じんわりくるお芝居でした。
すずかつさんのオリジナル朗読劇でもう何度も上演されているそうです。
友人が応援している篠井さんと橋本くんが、ペアで出るというので、
これは見なくちゃ、と。
弟が主人公で、姉(篠井さん)と会話するんだけど、
姉は、弟が生まれる前に3歳で死んで、幽霊として成長しながら、
弟を見守っているという、不思議設定がだんだん明らかになる。
朗読だからこそ、できることだよね~。
ぽんぽんとかわされる会話が軽妙で楽しい。
これ、姉は本当はいなくて、生命力がなくて常に「死」を身近に感じている弟が
造り出した幻影(つまり、トートのような)っていう解釈もありうるよね。
最初から、死とは何か、死んだあとでも恐怖はあるのか、
ひいては、生きるとはどういうことか、に関連した会話をしているのが興味深い。
じつは弟は自殺未遂で生死の境にいて、
姉がそれを現実世界に戻してあげる(多分そこでもう姉とは会えなくなってしまう)
という終わり方。
ちょっとそこのバラし方はスマートでなかったかな。
なんと、姉はトートであるだけではなく、
そもそも弟にとっても、死の境ではじめてあらわれた
(でも弟はずっと昔から見ていたと思い込んでいる)
という設定もありうるそうだ。うーん、面白い。
体調が悪いときとか、人の生死について聞いたときとかに、
ついつい思い出す。じんわりくるお芝居でした。
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