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My Dear(近鉄アート館 8/31 16:00) [観劇メモ(ヅカ以外)]

行ってきました、天王寺。

ミーマイの翻案だというので、さぞ寒かろうと思ってたんですが、
案外、良かったです。

現代の、ホテルを経営している一族という設定で、
主人公は品がないけど、ダンスをやっていて、夢がある、
だから、夢をかなえるために、ホテル経営一族の一員となる。
この動機付けは、元のミーマイに比べて全然理解しやすいよね。

あと、ソフィアおばさま(に当たる人)は、兄(主人公のお父さん)が
ダンスとか芸術にお金を使い過ぎたので、そういうものを排除しようとしている。
そこで主人公と対立する。
が、大口顧客のためにダンスを見せる、
という一大プロジェクトをきっかけに和解する。
というのも、理解しやすいし、芸術へのオマージュになる。
そのダンスシーンが見せ場になるし。

元よりこっちのほうが納得いくぞ?
麻咲梨乃先生、振付だけじゃなくて脚本もいいんだ! 驚き!

と思ったんだけど、
最後の最後、サリー(に当たる人)が行方不明になって、
でも実はレディになる訓練してた、ってところが、
意味不明になっちゃった。

一緒にダンスをしている仲間だから、一大プロジェクトの前なのに
練習さぼっちゃダメじゃん! と思っちゃう。
あと、原作ほど身分差、口の悪さが強調されてないから、
訓練前後の差があまり感じられない。

曲はもちろん、全然別物。玉麻尚一。
これはこれでよい。
振付には鈴懸三由岐がはいっちょる。
歌唱指導にあもたまも。

一大プロジェクトの場面で、
サリーが来ないなあ…と踊る場面が、多分伝説になるぐらい、素晴らしかった。
フィナーレのテイクファイブも超絶かっこよかった。

主人公がタップが上手で、タップでお話しする、っていうのも面白かったな。

真麻さんをとことん堪能しました。
これ、やりたかったんだね。
またダンスどこかで見せてくださいね。


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