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A Class Act(東京芸術劇場シアターウエスト 3/23 14:00) [観劇メモ(ヅカ以外)]

昔からちょっといいと思っている石井一彰主演ということで
観に行きました。

コーラスラインの作詞家の生涯…
って誰それ?

40代で癌で亡くなったそうだ。
才能あるんだけど、世渡り下手で損してしまうタイプ。

あの甘い歌声に、あの顔に、
なんと、メガネなのよーーー!!
しかも、ややダサ服、
そしてそして、完璧主義すぎて変な人、
やばい、やばい、好みすぎる。
現実にいたら100%好きになる。

ずっと体調不良だったんだけど、
全身の細胞が活性化するのを感じた。
私、生きて、この人とつきあいたいわ!!
舞台写真がほしい。どうすれば入手できるの??

ワークショップで知り合った友達たちが彼を紹介するスタイル。
テンポよく進むので、なかなかよくできている。飽きない。
テンポよすぎて逆に、もう少しタメがほしいと思うところもあるぐらい。

音楽はすべて本人の作。
しかも、それぞれのナンバーが、
死ぬときに友達たちに贈った曲だってことが明らかになるのが泣ける。

作詞と作曲の作業の仕方がけっこう面白い。
コーラスラインを知っていると、
ああ、あのメロディーがね、というふうになる。

彼が、ずっとあたためてきた作品が、
「ギャラリー」というタイトルで、
美術館にかざられた名画をモチーフにしているんだけど、
最後の最後、その作品の最後のナンバーを病床で書けたっていうのが、
すごくいい。

自画像だけがたくさんある展示室で、
ああ、勝ち組になるために書くんじゃなくて、ただ書きたいから書くんだ、って
気付けたんだって。

秋夢乃さん、気付かなかった。
美しいなとは思ったが、声の印象が違う。
彼を支える最後の彼女の役の人と、
コーラスラインの振付家の役の人が特にうまかった。

たった4日の上演とはもったいない。
再演してほしい。


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