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98期生文化祭(バウホール 2/19 16:30) [観劇メモ]

文化祭翌朝から、ウィルス性胃腸炎に倒れ、全然書けませんでした。とりあえず、覚え書きだけでも。コメントありがとうごさいました、後でまた。。。

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入り口で高い声で何かを叫んでいる。怖い。グレーの制服の予科生?が階段両脇にずらーっと並んでる。怖くて目線を下げると、白い靴と白い靴下が並んでる。どうもこういう全体主義的なものは苦手だわ(タカラヅカに向いていない私)。

どうやら叫んでいるのは「おはようございます」らしい。芸能界やな〜。でも、普通なら「いらっしゃいませ」のはず。そうしないのは「文化祭」だからなんだろうが、でも「おはようございます」の芸能界っぷりはやっぱり「文化祭」ではないと思うがなー。

目線を下げていたために、裁判で有名になった樫原事務長がいたのを見逃した! もったいないことをした! 

歌、芝居、ダンスで3つに分かれていて、それぞれ15分の休憩がある。ほんとに文化祭なんだー。

しかも、歌は「清く正しく美しく」の日舞込み合唱、予科生の合唱(いわゆる高校生の合唱みたいな曲)、クラシックボーカル、ポピュラーボーカルに分かれていて、それぞれ幕間が長い。そりゃ、ショーじゃないんだから当たり前なんだけど、なんだか新鮮。それに、クラシックボーカルはオペラ歌曲なのに、ポピュラーボーカルが完全にタカラヅカの曲ばかりで、普通に「ポピュラー音楽」と言われる曲が全然ないのが、またタカラヅカルール。

歌はみんなけっこう上手かった!

芝居は、12時の部と16時の部で2組に分かれる。なので20名ずつ。と言っても、メインのキャストは6人ぐらいで、それ以外は台詞がちょっとあるかないか。メインの人以外は、かなり棒読みで、あああ、お芝居ってのは個人差が大きいんだなあ、と。

ダンスは10個ぐらいの場面に分かれていて、これもすごく幕間が長い。ダンスもみんな上手かった。

思ったよりも上手いなという印象で、これは数日前に観た某大学の卒業公演のせいもあるかもしれない。その大学の卒業公演は、もっと…下手だったんです。もちろん、宝塚音楽学校に入る生徒は、スクールで鍛えた人が多いだろうし、学校のカリキュラムもみっちりなんだろう。でもそれだけじゃなくて、「男役」「娘役」っていう型があるから、方向性が定めやすいんだろうな、と思った。そして、大きいのは、「タカラヅカの舞台に立ってるのよ、あたしたち!」という陶酔感。「文化祭なのよ!」「2年間の汗と涙の結晶なのよ!」この、ジェンヌ(の卵)ならではの憑依体質による「うっとり感
」が、舞台にまとまりを与えているんだろうなあ、と。

97期を観た人によると、それよりずっと上手いとのことなので、98期がグレード高いのかもしれませんが。

印象に残ったのは…歌では『ブエノスアイレスの風』を歌った人。ダンスでは、冒頭に赤いポロシャツみたいなの着てた人。名前が全然わからん。単なる自分メモだ。芝居では、王子様役は高貴だったし、従僕役は笑い取っててかわいかったし、国務長官のWさんがとても上手かった。というわけでこの件は別記事にて。
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