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ロバート・キャパ(日本青年館 2/16 18:30) [観劇メモ]

ヒロイン:凰稀かなめ
王子様:伶美うらら

でした。

「僕どうしたらいいのー」「あたしに任せて!」の連続。なんて素敵なんだ、うらら王子様。(声がちょっととなみに似てて、久々に古典的な娘役だなあ。)そのうえ凰稀さんが「僕のこと、もう愛してないの?」とまで言い出した。客席で吹きだしちゃったよ。なんでこう、「かまってあげなくちゃいけない」感満載なんだろう。これからは、まあくんとキタロウくんとうららちゃんに、たくさんたくさんかまってもらってください。

と、凰稀かなめさんの楽しみ方を会得したのは良かったが。

話はひどい。だって起承転結がない!!!

起承転結がない作品なんて初めて観た。『アリスの恋人』だって一応「迷いこんじゃった→脱出する」っていう「起」と「結」があった。『Je Chanter』だって、「好きな子にナチスのパトロンが→逃げよう→死んじゃった」っていう「起」「転」「結」があった。『ニジンスキー』は「自由になりたい→パトロンに妨害される→狂う」。

なのに、キャパはお話がなんにもないの…。何か対立する人や事柄があってそれをなんとかする、という単純な図式すらないの。

当然、クライマックスもない。ゲルダが死んだ後、落ち込むのがクライマックス? いやいや、すぐ立ち直っちゃうし。それまで、ゲルダとの愛が全然描かれてないし。

ひょっとして「平和」がテーマなのかな? いやいや、通り一遍のことばかりだった。ひょっとして、「ジャーナリズムとは」がテーマなのかな? いやいや(同上)。

キャパがどんな人か全くわからない。いきなり人を殴っちゃうエピソードで、しかも凰稀かなめさんだから、かなり精神的にいかれてる面白い人なのかと思いきや、全然そこはふくらまない。

ゲルダと「中国に行くかスペインに残るか」話をしているときも、あまりにも台詞が上滑りで、「え、なんでそんなこと言い出すの?」「なんであっさり納得してるの?」と疑問符。

キャパの写真には人間が写されているって言うけど、この作品には人間が全く描かれていないのだ。

だから、誰も得しない。かっこいい人が誰もいない。じんじんピカソのゲルニカと、いちの死ぬところぐらいかなー、かろうじて。…ゆうちゃんさん、みーちゃん、ちーちゃんの無駄遣いたるや。

歌詞のセンスも変だった。「かなりー」って叫ぶのは何かと思ったら、「ジャーナリズム〜」って歌ってるのだった。「ジャーナリズム」って、歌詞に入れるような言葉か? 「キャーパー」っていう歌詞もなあ。(←「ジャーナリスト~」なのだそうです。ご指摘ありがとうございました。いずれにしても、センスを疑う歌詞ですが)

新人で3作目でこれって。。。原田諒には、やりたいことって、ないのかなあ。大劇場デビューさせる劇団のセンスがわからない。


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コメント 5

えこ

ジャーナリズムでなくて、
ジャーナリストですよ。
by えこ (2012-02-18 00:08) 

えこ

あとよく間違える人いますけど、
怜美でなくて伶美です。
by えこ (2012-02-18 07:47) 

竜眼

えこ様、ご指摘ありがとうございました!!
ジェンヌさんの名前を間違えるのは一番まずいですね(汗汗)
「ジャーナリスト」だったんですか…語尾が聞き取れませんでした。
「キャーパー」と同じく、自己紹介ソングだったんですね。
by 竜眼 (2012-02-18 12:42) 

桃

ゆーひさんのサヨナラって原田先生だったよね・・・(汗汗)
この原田くん、子供のときから宝塚の大ファンで卒業論文も
宝塚のこと(何かは忘れたけど)宝塚のことで何時間でも話
できるんだったら、イケテル話書けよ~と言いたいよね
by 桃 (2012-02-21 13:06) 

竜眼

桃さん、コメントありがとうございましたー
原田諒ってヅカファンなんですか!!! 卒論も!?
と驚いてしまうほど、宝塚愛の感じられない舞台でした。。。トホホ。
ユウヒファンのみなさまには今から気の毒でしょうがありません。
by 竜眼 (2012-02-27 18:51) 

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