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逆転裁判2(赤坂ACT 9/12 15:00) [観劇メモ]

これって、ストーリーはゲームと同じなの? そこそこ意外性があってそこそこ楽しめたかも。証人がじつは犯人だった、ええっ、彼は茨城弁の純朴な青年じゃなかったの!? とかさ(違います、舞台では茨城弁しゃべってません)。

1のときは、様式自体にがっくりきちゃったからなあ。今回は、覚悟して行ったってのが大きい。舞台はスカスカ、プロローグの群舞とかダサダサ、要所要所の耳慣れないゲームっぽさ、、、2度目はそういうものだと思って観ることができました。

メインキャストに二人も退団者が出たこと、でも恋愛要素をそこそこ盛り込み、だけど前ヒロインを軽視せず、人気敵役も出番を多くしすぎないことで「前と違う」感があまりしなかったし(悠未ひろも、近づけようとかなり努力したんだろう)、お話が清く正しく美しくで終わって。

あー、鈴木圭って善良でヅカルールを守れる人なんだなー、と思ったよ。すごい才能ってわけじゃないけど、悪意は感じない。中村Aみたいな感じ? でもやーっぱり舞台はスカスカなのよね。だから…、ショーを作れない中村A、ってところか。

そんなスカスカな舞台を埋めるらんとむのパワー、すげーなー。ACTのてっぺんまで届きました。

女性の天才検事が登場。藤咲えりが女役開眼だ、とちょっとうれしい。けどこれ、少女って設定なのね、へー。最後に弱気になって泣いたりする場面があって、ああ、これが世に言うツンデレなのかと知る。エヴァンゲリオンのアスカなんだね、よーするに。デレデレというよりは、弱いってことらしい。もっと、私の憧れの『死刑台のエレベーター』のジャンヌ・モローみたいに、惚れた男にだけ笑顔、なのかと思ってたよ。なーんだ。

光あけみがヒロインの母親役。専科の女役については、思うところがあるので、別項で書くかも。七海ひろきはほんとにきれい。なんでもっと早くに抜擢されなかったんだろう。

終演後お茶してたら、隣のグループがどうやらゲーマーで、1でヅカを知ったらしい。「ふつー、映画観たあととか、こんなに話すことないよね?」と盛り上がっていた。新規ファン開拓は喜ばしい限りです。

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はるすかえ☆

私も観に行きました、スカスカなのは気になりませんでしたよ。
全体のバランスで見なかったからかな、点でしか観てなかったんだと思います。
だから藤咲嬢の強烈芝居キャラとショーの娘役っぷりのギャップに、
女優発見!と思って、それだけでうきうきしました。
祐飛さんには、宙男底上げの為にもなるべく長く頑張っていただきたいですね。
法廷劇としては余りに突飛な印象で好感は持てませんでしたけど、
それは1を見たら印象変わりますかねぇ…。
by はるすかえ☆ (2009-09-14 22:52) 

竜眼

こんばんは〜。
あ、スカスカは気にならなかったですか。
どうも私、逆裁を語る術を持っていないというか、
逆裁を観る目を持っていないようで、
いいのか悪いのか、よくわからないんです。
あとあと考えると、つじつま合ってない話ですしねえ…うーん。
1もスカステでやったらぜひご覧になってくださーい。

>女優発見!と思って、それだけでうきうきしました。
>祐飛さんには、宙男底上げの為にもなるべく長く頑張っていただきたいですね。
同感でっす!!
by 竜眼 (2009-09-15 22:43) 

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