ファントム（花組）新人公演映像を見た

本公演より感動かも…、エリックがかわいそうだよぉぉ、お父さんとラブラブでよかったねぇぇ、ううっ泣きそう、ダメよ、ここで泣いたら恥ずかしいじゃない。

と、隣の緑豆を見たら、箸を止めたまま画面に見入ってる。「このお父さんは子供のためになんでもしてあげそうだよね」でしょでしょ〜〜。ふみか（紫峰七海）キャリエール、包容力満点じゃない〜？「あ、はからずも喜ばせてしまった」なによー、あんただってこれで免疫力アップじゃん！

エリックが子供っぽいのもいいんだよね。正直、りせ（望月理世）がここまでできるとは思ってなかったし、この役で主役ってのもラッキーだったね。オサ（春野寿美礼）は貫禄ありすぎだったし、タカコ（和央ようか）は少年ぽいけど化け物度が高かったし、でもりせエリックは、たまたま醜く生まれてしまった可哀想な少年って感じがする。

親子の銀橋場面、ムラの映像を前に断片的に見たときは、やっぱり本役は歌が上手いから難しいねー、とか思ってたけど、東京だからか今日見た映像は歌は気にならなかったよ。いやいや、１時間半の芝居の蓄積があるから、技術以上の説得力が感じられるんだろうな。そして、アカデミアで絶賛されてた、キャリエールがエリックを撃つ前後、けっこうキャリエールが映っててよかった、うふ。ゆっくり下から腕をあげて銃をかまえる動作とか、意外とあっさり撃って、後で呆然としてるのとか、たまらん！

二人の密度が高いせいか、ほかの人も深みがあるように思えてしまうのは気のせいかしら。フィリップとキャリエールって友達なんだ、そういえば。なのにフィリップはキャリエールの秘密なんか知らないからビックリしてるし。ヒロイン華城季帆はまさに天使の歌声だわね。初姫さあやのカルロッタはマジで怖いなあ。タキ組長はふくよかだったから、怖いながらもほのぼの感がなくはなかったけど。（どっちも好きよ）

さーて、もう一回見ようっと。

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