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デュエット(シアタークリエ 7/12 17:30) [観劇メモ(ヅカ以外)]

保坂千寿が四季退団後初舞台とゆうことで観に行った。といっても私、生で保坂千寿を観たことないんだった(映像だけ)。期待を裏切らない、電波声とテンションと上手い歌。すごい役者だ。これからこの人のいろんな役が観られるなんて、幸せなことだ(石丸幹二も復活してくれー)。それに、千寿さんはダンスもできるのね。相手役は石井一孝、あとアンサンブル6人だけで、密度の濃ーいお芝居でした。曲もよかった。

けど、どうにもアメリカンだな。これは『風と共に去りぬ』(映画のほう)を初めて見たときの感想に似てるな。「なんでこんな女性がモテるんだろう」とゆう。。。いや、ヴィヴィアン・リーはもちろん魅力的だし、保坂千寿も魅力的だし、ソニア(今回のヒロイン)の不思議ちゃんぶりは面白いし、遅刻魔だったり変な服着てたりわがまま放題だったり、むしろ共感するんだけど、でもでも、そういう女性は普通日本では敬遠されるんだよお。

特に、ソニアが共依存している元彼となかなか別れられないのに(これまた自分を重ね合わせちゃうんだけど)、それでもヴァーノンに愛されているのが不思議。なんとなく、普通の感覚だったら、ソニアをよっぽど悪女的な女性として描くか、よっぽど日和見的な女性として描くか、だと思ってしまう。で、それだと絶対シリアスな話になると思う。

でも、コメディタッチなんだよね。わくわくして観ていたけど、二人がすごい技術とテンションとサービス精神で客席を楽しませてくれればくれるほど、だんだんと、感情移入しにくくなっていってしまった。。。アメリカ人には、「あるある!」って笑えるのかなあ。

::::::::本家はコチラです→a posteriori takarazuka:::::::

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