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ME AND MY GIRL(東京宝塚劇場 5/29 18:30) [観劇メモ]

名作名作と言われてビデオで見たけど、どこがいいのかわからん、古典的すぎる、と思っていたミーマイ。

生で見るとやっぱり違うのかしら、なんだかとっても楽しかった!

なんつーかね、好きな人のために身をひくってのが、とってもとっても切ないよね。しかも「顎で受け流して笑顔でやり過ごすのよ」なんて歌われちゃうと、涙が出ちゃうよ。サリーは下町の品のない女の子、だけどチャーミングで一途で健気!!  ぬお〜、言い方は間違ってるかもしれないけど、これってきわめて日本的なんじゃないの? 日本人大好きな話じゃないの? ヅカファン大好きな話じゃないの? この記事で書いたこととすごく似てる感情を持った。

ビルの一途さも、こんな男の子いたら絶対つきあうよってぐらい素敵。わざと明るくふるまっているのか、それとも本心から「自分が伯爵になれればサリーも幸せになれる」って思っちゃってるのか、どっちにしたってちょっとお馬鹿でかわいいのよね。ふと思ったけど、お高くとまってない人のほうが、身持ちが固いもんだよね(ヤンキーが貞操観念が強いみたいに)。

ビルとサリーみたいに、あんなふうに疑いなく愛し合うって、すごいよなあ。自分もいつかそうなるって信じてたときがあったなあ(←数十年前)。それがーいーまではー(「OH 宝塚」のメロディで)。いやっ、多分、自分もサリーのように健気な女の子だったら、こんな強欲でなかったら、ビルとサリーみたいになってたかもしれないね。もちろん、主人公たちのラブラブぶりを、非現実的だと非難しているのではないの。たしかに非現実的かもしれないけど、ほんとにこんな人たちがいるかもしれないね、って夢を見せてくれる技術に感服しているの。(ヅカはいつもだけどね)

細かなやりとりで笑いをとることが多いんだけど、その大半が言葉遊び。でも不自然じゃない。こういった部分を普通に笑えたのも、楽しかった理由のひとつ。大体、海外ミュージカルのコメディって台詞の翻訳が「?」なことが多いけど、これは上手くいってるんじゃないかなあ。小原先生のテクニック? それとも、イギリスのミュージカルだから? アメリカンジョークは日本人には全然笑えないけど、イギリスのウィットなら通じるのかしら。

しかし、ラストはやっぱりご都合主義でガックリ。たくらみから結婚までが早すぎる(ナンバーが一曲もない)。これって、『Guys& Dools』もそうなのよね。「結婚するわ〜」って歌ったあと、いきなりウェディングドレス着てたもんなあ(あのとき、きりやんは女だった…)。『Crazy for you』もそうだし、しかもカップルが複数組いるのも一緒(『コパカバーナ』もそうね)。こういったハッピーなオチのつけ方は、英米問わず、古典なんでしょうかねえ。それに、結局貴族的にふるまうことでのみハッピーエンドになるって、それしかないんかい。(『君を愛してる』とか『落陽のパレルモ』はこれをふまえているのね…。)

そう考えると、物足りないところはたくさんあって、マリアおばさんはどうしてビルの教育にそんなに熱心なのか、推測はできるけど語られてないし、ジャッキーが結局ジェラルドでOKと思う理由が全然わからないし、そういう心情的なことが主人公二人以外ミニマムすぎる。ま、古典的なミュージカルだから仕方がないんでしょう。あと、伯爵が何年も空位でも大丈夫なのかとか、一色&憧花夫妻ってどういう親戚なんだっけ、とかイギリス人には明白かもしれないけどピンと来ないって部分もあった。

アサコ(瀬奈じゅん)についてはコメディエンヌとして信頼しているから、期待どおり。かなみ(彩乃かなみ)はドスの聞かせ方など、退団してからがすごく楽しみ。歌にあまり重点をおかない自分なのにどうしてかなみの歌が好きなのか、わかった。ジャズもバリバリ歌えそうだからなんだ。マヤさん(未沙のえる)の伝説のパーチェスターに邂逅(オギーの真似)できたことに、感謝! ジャッキーはあいあい(城咲あい)。ビデオで見たマミさん(真琴つばさ)の印象が強すぎて、「なんだ、ジャッキーって普通の娘役の役なの?」と物足りない(笑)。タキ組長(出雲綾)、越リュウ(越乃リュウ)など、宛書きみたいにピッタリ。組子に出番がないのはもったいないけど、どうしても気になったのは、オープニングのマギー(星条海斗)のヒゲ。かっこよすぎる。

そしてなんといっても、ヒゲきりやん(霧矢大夢)!! きりやんに色気を感じるなんて、私どうかしてるわ。リカちゃんがトップになったとき、グラフで組子について語るページで「きりやんはあとは色気だけだね」って言ってたけど、リカちゃーん、見に来て〜、色気も身についたみたいよ〜。いや、前にもあった、こういうこと…、そう、「君の外見が好きだ」 きゃーっ、ファビエルさんよ! あーーー、自分、オジサンなきりやんが好きなのかも。同じヒゲでもルキーニにはそんなに色気感じないし、今回のきりやんでもフィナーレでヒゲなしで踊ってるのはどーでもいいの。でもまたパレードでヒゲつけてくると「きゃー!!」なの。何これ何これ。あの、細めた目! おでこにできる線(しわ? 縦に入るのよ)! あの余裕の微笑み! オトナのよゆー、生まれついての貴族、だけどほんとはシャイでお間抜け! いや〜ん、ジョン卿とつきあいた〜〜い、マジで。サリーになるのは難しいが、マリアならまだ可能性があるぞ、自分。

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