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ヅカファン的大人の階段 [ヅカ的近況]

「詐欺」! その言葉のドギつさに、「だいじょぶ~?」というメールを何人かの方からいただきまして。ありがと~(> <)。これもひとつの「大人の階段」だと思って、がんばりますぅ。

「大人の階段」…、ヅカファンならではの異様っつーか、トホホな、でもちょっと大人になったかも? みたいな体験をこんなふうに呼んでおります。

ちょっと前に、友の会に入ったばかりの友人Mちゃんが、「オクラホマのチケットが当たりすぎて、しかもカード会社の貸切公演も全部当たっちゃった、どうしよう…」とオロオロしてたんで、「でもまあ、これで君はヅカファンとして大人の階段をひとつ上ったわけだよ」と言ってあげたのよ。そしたら「Uさん(共通の友人)にも同じこと言われたぁ~(>_<)」だって(笑)。ヅカのチケットって抽選が多いから、倍率を見誤ると、全部当たっちゃって困るんだよねぇ。取れなくて困るってのは非ヅカファンでも想像つくだろうけど、取れすぎて困るってのはねぇ…トホホ。

ヅカならではの理不尽なことを理解するってのもあるよねえ。良席のチケット持ってるのに、いまいちな会席に座らねばならない、という事態はまさに「理不尽」ですなあ。会席=ジェンヌ本人からもらった席ってことなんだ、という解釈に至るまでの、疑念とか迷いとか。納得いったとき、まさに「大人」になったと思ったもんです。→参照

お気に入りの生徒が、あまり恵まれずに辞めていく…、っていう理不尽なこともあるよね。そういうステップに、今自分はいるのかなあ? だとしたら、この切なさを笑顔に変えていくのも、ひとつの大人の階段かしら。

異様な体験といえば、人間関係もあるよね。欲望渦巻く世界だけに、おかしな人と知り合いになっちゃったり、うまくおつきあいできなかったりってことは、ヅカファンならけっこうあるのでは。私の場合は、友人を失う(いや、最初っから友人ではなかった、ということが判明しただけなんだけど)という事態が、これまでのヅカファン人生最大の「大人の階段」だったかもしれないっす。

ヅカファンになりたてのころはワタクシ、「ご贔屓の卒業を見送る」ってのが、まず最初の大人の階段かと思ってました。さみしさとか悲しさを乗り越えることができるだろーか、と。でも実際は、幸せで充実した毎日でしたね。終わってみてわかること。でも、「ご贔屓の卒業」って、それだけじゃなかった。むしろ、それをめぐる人間関係のほうが衝撃的だったんです! なんと、私が友人を失ったのは、サヨナラの楽チケをめぐって、だったのだぁ。かなり異様でしょ。この話は、非ヅカファンには絶っ対に理解してもらえないんだ…。

一方、そんな悲しい事件と対照的に、サヨナラ公演では、友人のありがたさも知りました。異様な世界だからこそ、人の暖かさが、清らかさが、光輝いて見えました。ふつーにしてたら(つまり、こんな欲望渦巻く世界じゃなかったら)簡単にできる親切でも、ヅカファン的異様な欲望の世界だとなかなかできなかったりすると思うのよね。でも、そんな中で、いや、だからこそ、「清く正しく美しく」いられるって、すごいことだなって。素敵な友人たちに出会えて、ほんとによかったなー。ありがとう!

うん、「大人の階段」をのぼると、いいこともたくさんあるね。「君に会えたから、僕は気づかなかったたくさんのことを知ったよ。ひとのことも、自分のことも」(byフレッド)

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