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ネオ・ダンディズム [観劇メモ]

ネオダンですよ、ネオダン。

イントロの音楽がかっこよくて、ワクワクドキドキ。幕があいたら、チャイナ服の男役が大階段にズラリ! きゃーっ。そして南佳孝の曲がむちゃくちゃハードボイルド。血糖値あがるー、これこそ「男の美学」だわぁ~。

と、出だしはよかったのだが…。それに続くトウコの説明台詞(トウコは悪くない、悪いのは岡田)、さらに続くマント姿の場面のたるいことたるいこと。キャリオカでなんとかテンションが戻って、最後にサヨナラ場面が続いて涙をしぼって、はい終わり。

えーっ、どこが「ダンディズム」だったのぉぉぉ??? すごくイヤってわけじゃないけど、すごくイイってわけでもなかったなー。緑豆はキャリオカも眠かったそうで、じゃー、起きてる場面、最初以外ないじゃん! みたいな。

帰路は延延「ショーの良し悪しとは何か」議論。なんでキャリオカは私は眠くないけど緑豆は眠いのか。最近好きだったショーは何で、いまいちだったショーは何か。

ショーの良し悪しって、どういう方法で評価したらいいのか全然わからない。良し悪しだけじゃない、それ以前の好き嫌いですら、論理的に説明できない(おっと、「好き嫌い」に論理なんか必要ない、なんて無粋なこと言わないでNE)。そのことが、ものすごーっくもどかしい。オギーのショーはなんでいい(好きな)のかな? 澄夫ちゃんのショーもたるいけど、岡田のショーのたるさとは違う、それは何故なのかな? 中村Bのショーはどうしてすごくいいってわけじゃないのに眠くならないのかな? 

なんとか考えてみる。

・少なくとも説明台詞はダメだよね。踊りと歌で説明しろっつーの。→トウコの「叙事詞」場面。

・銀橋に男役が数人出てきて歌ったりするのは、テンションが下がりそうだけど、そんなに嫌いじゃない。→イギリス紳士の場面や、ヤングガイの場面。

・娘役の優雅なシーンは全般眠い。→しぃちゃん&すずみんが客席降りして、幕前に娘役が8人て場面が一番眠い。そうそう、キャリオカで女役だけがずらっと並ぶところが特に眠いと緑豆は言う。男役が好きか女役(娘役)が好きか、の程度にもよるのかも?

・スターさんが順繰りに出てくるのも、手抜きな気がする。→マント場面。

・やっぱり曲が重要? 眠そうな場面でも曲がいいとまだ楽しめる。→ガウチョ場面。 

・コンセプトに合ってない場面があるのも、マイナス。まとまりがないのが一番がくっとくる。→「惜別」の場面。この場面だけとれば、とってもいいんだけど…

あー、やっぱり説明できてない。うーんうーんうーん…。時代感覚なのかなあ。でも大昔の岡田の作品(1970年代)をBSで見たとき、今の目で見てもけっこう面白くてビックリしたんだけどなあ。うーんうーんうーん…。

とりあえず、1995年の『ダンディズム』のビデオを見直して、比較を試みてみまーす。

::::::::本家はコチラです→a posteriori takarazuka:::::::


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