SSブログ

愛するには短すぎる ダメ出し等 [観劇メモ]

褒めっぱなしの愛短ですが、もちろん100点満点というわけではないです。

★いまいちだったところ:その1

群舞場面が長い。避難訓練と最初のショータイム。幕があいてたいして時間がたってない時、たるい群舞をされると、眠くなる。話が全然進まないよー、むにゃむにゃ。ハリーはこの手の場面に時間を割くべきではないよ。無理に豪華にしようとしてるのか? もっと台詞をやりとりする場面を増やしちゃっていいのに。東京までに手直ししてちょ。

★いまいちだったところ:その2

いまいちっていうか…、私は全然気にならなかったんだけど(別れの場面でがーがー泣いた)、緑豆がしきりに言うの。「あれって、本当に好きとは言えないんじゃないのかなあ?」またそういう生真面目なことを。。。でもまあ、そうかもしれん。柴田作品だったら、二人は手に手をとって駆け落ちするだろうな。でも正塚作品ではそういう情熱的な恋愛は描かれないんだよねぇ。愛短はそれでもまだ、これまでの作品に比べたら「恋愛もの」っぽいと思うけど。でも二人は元の世界に戻っていくのよねー。それが「?」と思う向きには、ラストとか、涙も半減だろうなあ。「いろんな人をその気にさせて、でも結局誰とも真面目につきあわない、みたいなさ。きっとハリーはそういう人なんだよ」おっと、そう来ましたか(笑)。(でもワタルのフレッド役はお気に入りだそーです)

★いまいちだったところ:その3

なんかね、最後の主題歌にね、タイトル「愛するには短すぎる」をそのまんま入れて歌わせるのは、すごーーーくかっこ悪いと思うのよね。プログラム見たらね、「公文健作詞」って書いてあったわ。はぁ…。原案だけは許可するから、作詞だけはやめてください。お願いします、小林公平名誉顧問様。

★目についた人

いろんな人に役と台詞があるのはいつもの通りなんだけど、ともみん(夢乃聖夏)はおいしかったねー。スタイルいいだけかと思ってたけど、『Across』の挨拶なんかも面白かったし。あと、みなみちゃん(南海まり)も間合いが上手い。『フェット・アンペリアル』の冒頭は彼女の演技で笑って引き込まれたし。ほかにもあれぐらい(か、それより上)の学年の人はいるけど、あえて彼らがああいう場面に選ばれたってことは、きっとコメディセンスがあるとハリーが判断したんだろう。

宙組からやってきた和涼華は、ちと薄い。男役芸が薄すぎる。。。宙で観てたときは別に気にならなかったのに、星で観ると物足りない(笑)。その薄さを叩きなおすために星に異動してきたのか? それとも、濃い男役芸はこれからのヅカに不要、全般的に薄めちゃおうってことなの!? そんなの断固反対! きれいな人なんだし、これから頑張ってよー。

★気になること

ところで、アドリブ全面禁止のハリーだけど、今回は若干変更可能ってほんとですか? 仮装舞踏会の衣装が毎回違うみたいだし、みらんの振り付け場面は台詞も変えてるとか? ハリー、一体どういう心境の変化なの? 

::::::::本家はコチラです→a posteriori takarazuka:::::::


nice!(1) 
共通テーマ:演劇

nice! 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。