SSブログ

吉本新喜劇 初体験(なんばグランド花月 8/20 15:45) [観劇メモ(ヅカ以外)]

14時過ぎに宝塚大劇場を出て、急いで阪急で梅田に出て地下鉄に乗り換えます。「なんば」という駅で降ります。「ねー、駅降りたら迷っちゃいそうだねー、地図には簡単そうに書いてあるけど、大きな駅なんだよねぇ?」「だいじょぶだよ、きっと大阪のオバチャンて感じの人がいーっぱい列なして劇場まで歩いてるんだよ」「あー、紫の袋持ってね。って、大劇場とちゃうやろ!」(ノリ突っ込みの練習中…)なんばは乗り換えのために降りたことがあるぐらいで、地上に出るのは初めて。すごい人ごみと路上喫煙、叩き売り、信号無視…ゲホゲホ…よしもとのゲーセンみたいなところ(なんなんだろう? あれ)を通り抜け、芸人さんのサイン会があるらしく大集合したギャルをかきわけかきわけ。いつになったらたどりつくのだろー。

そんな繁華街の中に、なんばグランド花月とゆう劇場がありました。絵看板みたいなのが下がってるのがソレっぽいけど、でも全体的に普通のビルですな。開演ギリギリに滑り込み。客席は老若男女、オバチャン以外もたくさんいました。そして満席! 立ち見まで! 人気あるんだなぁ。

前半は漫才です。お笑いにあまり縁がない私には、どれもみんな面白かったです。知ってるのは大助花子と中川家ぐらい(立ち見のお嬢さんたちは中川家に黄色い歓声をあげてました)。でもね、もっすごい疲れるねん(ゆらさん風関西弁)。一言も聞き逃してはならぬ、聞き逃したらもう話の流れわかんなくなっちゃう、という緊張感。そして、客席の一端を担っているという重責! テレビで見てて「こいつらおもろないなー」(ブチ)とスイッチ切ってしまうのとはわけが違う。面白くても面白くなくても、席にいて、笑うべきときには笑わねばならない、盛り上げねばならない、この緊迫感! 考えすぎ? でもさー、数学のテストを延延やらされてるぐらい、疲れたよ。だって、お芝居と違って「筋」がないんだもん。全部、反射神経、スポーツって感じ。ふ~。

さて、漫才が終わって休憩。と思いきや。なんと! 休憩がない!! てっきり間に休憩があるのかと思ってたの。一応「舞台装置をセットするために少々お時間をいただきます」ってアナウンスが入るけど、せいぜい5分ぐらいなのね。トイレは、上演中に行っちゃっていいんだって。ほえ~、オドロキ。しかも、上演中にお弁当とか食べてていいんだって。前方でお弁当食べてると、いじってもらえるって。客席明るいしね。客の反応を見るためなんだろうけど、昔ながらの日本の演芸の延長線上にあるんだなあ、と実感。

いよいよ、後半がお待ちかねの新喜劇! 出演しないと思ってた、安尾信乃助さんが出てきた~、うれしー! 来た甲斐があったわ! 周囲から「安尾さん、ステキー」という声がかかる。ラ、ライバルが……、ぬぬぅ。でも、しょうがないか、安尾さん面白いし。人気あるほうが出番も増えるよね(ヅカファン的考え方)。それに、いい人そうだしね。お笑いの人って、私生活は破綻してる人が多そうだけど(典型例:横山やすし)、安尾さんはホノボノいい人そうだもん。ファンが多いのもしょうがないよね。フクザツぅ~。

緑豆の好きな井上竜夫さんも登場。辻本茂雄、末成由美、浅香あき恵、島田一の介、吉田ヒロ、川畑泰史…すっごい豪華!(序列はまだよくわかりません、順不同。やっぱ「学年順」とかあるんすか?) お盆休みだから特別なのかな? HPに出てる出演予定者は全っ然あてにならないらしい。うれしい誤算。そして我らがまいまい(仙堂花歩)も登場! しかも吉田ヒロの彼女役! これが「マドンナ格」というやつですか? 出世してるじゃん、まいまい。しかも、辻本茂雄に「なんや、この魚類!」とか言われてる。「しゃらっぷ、フィッシュフェイス!」とか言われてる。まいまい、よかったね、ブサイク扱いされて。ううう。25年後ぐらいには、浅香あき恵さんみたいに、ばんばん笑いをとるトップ娘役になれるかもよ。

…トップになるのに25年かかるって?(笑) しかもブサイク扱いされるほうが得って?(笑) フシギなところだなぁ、お笑いって。

しかし、“トップ”って誰なのかな? 「浅香あき恵さんがトップ娘役で、よくカップルになる島田一の介さんがトップ男役なんじゃないの?」←いかにもヅカファン的発想。じゃーさー、“座長”って何? トップじゃないの? それともヅカで言う組長? お芝居の構成にも口を出すんだってー。専科っていうのもあるんだって。…まだまだ知らないことがたくさんあるわ、新喜劇!

あーあ、もっと前のほうで観たいなー。どうすれば前のほうの席がとれるんだろう? ネットで発売当日に買っても、後ろのほうよ? お得意様ご招待席? 団体さん? やっぱり「会」とかあるんかな? うーん、わからないことだらけだわ。でも、前のほうに座るってことは、それだけの技量が必要とされてるみたい。漫才で、最前列の人が拡声器渡されて、「赤あげて、白あげないで…」とか言う役を担ったんだけど、その客の上手いこと上手いこと。仕込みかと思うくらい上手かった(でも色紙もらってたから仕込みじゃないんだろう)。お笑いを見慣れている人なら初級レベルなの? 我々はまだまだあの席に座る資格は無い…そう実感した瞬間でした。いつの日か最前列でお弁当食べて、安尾さんに「お弁当、おいしいです・・・」といじられるぞー。そして「『か?』がいるやろ!」って突っ込むの! それが夢! うふふ!

::::::::本家はコチラです→a posteriori takarazuka:::::::


nice!(0) 

nice! 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。