獣の柱(シアタートラム 5/19)、終わりのない(世田谷パブリックシアター 11/2) [観劇メモ(ヅカ以外)]
だいぶ前なのに感想を書いていない感想がある。
それは5月のイキウメ公演「獣の柱」。
じつは、これを観た前の日に、猫が天国に行ってしまったのだ。
チケットあるけど、猫の看病で行けないな、と思っていて、
だけどちょうど前日に。。
(詳細はここに書きました)
獣の柱は再演で、前のとはだいぶ変わってた。
謎の柱が天から降ってきて人間に災いをもたらすんだけど、
なぜ降ってくるか、気象現象なのか、神のようなものなのか、宇宙人なのか、、、
再演で少しそれを明らかにしつつ、謎は深まる、という。
猫を看取るのは初めてで、
死というのはどういうことなのか、ものすごく考えさせられていた。
息をしているけど心臓は動いていない、みたいな状態が最期にあって。
生と死の間ははっきりとは分かれていないのではないか? とか、
そんなことを考えていたのと、
イキウメとは、あまりにもマッチする。
夫と観劇後、三茶をうろうろしながら、
涙目でうるうるしながら、ずっとそんなことを話した。
なので、公演の細部をあまり覚えていないんですよね。
初演のDVDはあるので、再演のDVDを買っておさらいしないとね。
(イキウメの過去公演のDVD、ほぼコンプリートしております!)
で、次のイキウメは11月の「終わりのない」。
これまた偶然なんだけど、この公演を観た翌日に、
新しい猫がやってきたんです。
しばらくは喪に服すつもりだったんだけど、
友人の友人宅のガレージで野良猫が子猫を産んだとのことで。
「イキウメ」と猫がリンクするのは、つくづく象徴的だと思う。
猫は、人間が制御できない自然や、時間や、生命を、
私に教えてくれる存在。
「イキウメ」は、時間や生命の不思議を、オカルトっぽく、哲学っぽく提示してくれる。
「終わりのない」は「イリアス」をモチーフに、量子力学をからめ、
今ココ、とパラレルにある別の今ココに主人公が飛んだり、
過去? や未来? に飛んだりすることで、「意識」とは何なのかを考える話。
主役の山田裕貴、かわいい顔立ちなのに声がしっかりしていて、
すごく舞台向きでいい。
この演技で何かの賞をとってましたね。
印象的だったのが、未来の宇宙船の中で、
人間型のAI端末が、マザーコンピューターから切り離されたところで、
「個人」としての「意識」を持ち出すところ。
鳥肌が立った。
つくづく、浜田信也のロボット感が、
「イキウメ」のSFにリアリティを与えているんだよなあ。
というわけで、今は生後4か月の子猫二匹が家の中を走り回っております。
まったく、制御できません(笑)。
それは5月のイキウメ公演「獣の柱」。
じつは、これを観た前の日に、猫が天国に行ってしまったのだ。
チケットあるけど、猫の看病で行けないな、と思っていて、
だけどちょうど前日に。。
(詳細はここに書きました)
獣の柱は再演で、前のとはだいぶ変わってた。
謎の柱が天から降ってきて人間に災いをもたらすんだけど、
なぜ降ってくるか、気象現象なのか、神のようなものなのか、宇宙人なのか、、、
再演で少しそれを明らかにしつつ、謎は深まる、という。
猫を看取るのは初めてで、
死というのはどういうことなのか、ものすごく考えさせられていた。
息をしているけど心臓は動いていない、みたいな状態が最期にあって。
生と死の間ははっきりとは分かれていないのではないか? とか、
そんなことを考えていたのと、
イキウメとは、あまりにもマッチする。
夫と観劇後、三茶をうろうろしながら、
涙目でうるうるしながら、ずっとそんなことを話した。
なので、公演の細部をあまり覚えていないんですよね。
初演のDVDはあるので、再演のDVDを買っておさらいしないとね。
(イキウメの過去公演のDVD、ほぼコンプリートしております!)
で、次のイキウメは11月の「終わりのない」。
これまた偶然なんだけど、この公演を観た翌日に、
新しい猫がやってきたんです。
しばらくは喪に服すつもりだったんだけど、
友人の友人宅のガレージで野良猫が子猫を産んだとのことで。
「イキウメ」と猫がリンクするのは、つくづく象徴的だと思う。
猫は、人間が制御できない自然や、時間や、生命を、
私に教えてくれる存在。
「イキウメ」は、時間や生命の不思議を、オカルトっぽく、哲学っぽく提示してくれる。
「終わりのない」は「イリアス」をモチーフに、量子力学をからめ、
今ココ、とパラレルにある別の今ココに主人公が飛んだり、
過去? や未来? に飛んだりすることで、「意識」とは何なのかを考える話。
主役の山田裕貴、かわいい顔立ちなのに声がしっかりしていて、
すごく舞台向きでいい。
この演技で何かの賞をとってましたね。
印象的だったのが、未来の宇宙船の中で、
人間型のAI端末が、マザーコンピューターから切り離されたところで、
「個人」としての「意識」を持ち出すところ。
鳥肌が立った。
つくづく、浜田信也のロボット感が、
「イキウメ」のSFにリアリティを与えているんだよなあ。
というわけで、今は生後4か月の子猫二匹が家の中を走り回っております。
まったく、制御できません(笑)。
コメント 0