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若いけど熟してる、それが魔法の力 [ヅカってなんだ?的記事]

そうなったらいいなと思っていたけど、無理なのかなとも思っていたので、とにかくめでたいです。壮&あゆっちトップ。

最近の若返り政策があまり私の好みではなかったので、熟した学年の二人であるというのも、うれしいです。ていうか、娘役は本来、これぐらいでトップ就任するのがベストだよね? 若すぎると、もったいない感じで辞めることになっちゃうよね? キャリエールを演じきれるような生徒が、トップになる。真っ黒い服で男を「妊娠したのよ」と脅すような怖い女性を演じきれるような生徒が、トップになる。いいじゃん、いいじゃん!

宝塚歌劇は、若くてきれいな女性が舞台に立つのを楽しむものなのか。若いことイコール「華」なのか。

否。少なくとも私にとっては。

宝塚は常に、全く正反対の要素をあわせもっているところだと思います。プロ、なのに、アマチュア、とか。男役、なのに、女装、とか。その正反対の引っ張り合う力が、舞台の上に、この世ではありえない幻を見せてくれる。このマジックを起こす力は、小林一三の矛盾ばかりの文章ととてもよく似ています。

だから、若い女性であることが前提なのに、ただ若いだけじゃ全然つまらない。むしろ、若い範疇の年でありながら、熟して熟して、大人の芸を見せられるようになったとき、初めて、魔法が起きる。私はそういう宝塚が観たいんじゃあああ。

まあ、銀橋でいたずら小僧のように客席を挑発してくる、やんちゃな壮さんと、ぷくぷくほっぺの可愛いあゆっちなら、じゅうぶん「若い」キャラだけどね^^;

それに、『若き日の唄は忘れじ』は映像で見て、いい作品だなあと思っていたので、とても楽しみです。たっくんの久々の日本物演出だし。(あと、まっつのTCA2003再びのブラックジャック!! あすかのピノコが見たいぜ!)(ベルばらは?ベルばらは?)(…)
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