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サイド・ショウのCDを聴きながら [観劇メモ(ヅカ以外)]

劇場まで行って公演中止を知る、というのは初めての経験でした。確かに、エスカレーターがすいてるなあ、と思ったんだよなあ。でも、薄暗いロビーに背広の人がいっぱい立っていても、事態を把握できず。貼り紙に「貴城けい急病のため」と書いてあって、思わず声をあげたような気がする。聞きつけた背広の人が近づいてきて、いろいろ説明してくれたが、上の空で「はあ、はあ」とか答えていたような。所在なさそうにしている観客たちや、帰り難くて集まっているファンの人たちの涙を見て、だんだん事態が把握できた。ジェイクになって「俺のバイオレット〜!!」と見舞いに駆けつけたい気分。。。

大阪公演は代役ですか! 大変だろうけど、代役さんも、みなさんも、かしちゃんも、頑張って! と祈るしかない。

というわけで、CD&歌詞カードとにらめっこの予習復習は役に立たなかったのですが、せっかくなので気付いたことをメモしておきます。(歌詞が載ってるサイトもあり→http://www.stlyrics.com/s/sideshow.htm こっちのほうが台詞部分もいっぱい書いてあります。ただし曲順がめちゃくちゃ。)

・デイジーとバイオレットは喧嘩ばっかりしている! 舞台で観たときは、仲良しのかわいいかわいい二人、という印象だったけど、歌詞だけ読んでいると、こいつらしょっちゅう喧嘩してるのね。「何よ、淫乱!」「あんた、バカじゃないの?」みたいな感じ…。
・そのあいまあいまに、「二人はハッピー♪」てなショーナンバーが挟まっているのが、また痛々しい。
・だからこそ、最後に二人が男たちを振り切って、「私たちは絶対に離れない」と歌うのが、胸に迫るんだ。男二人に惑わされたけど、一番理解しあえるのは双子同士なんだって、最後の最後に気付く、そういう話なのかも、これって。
・ジェイクはけっこう勘違い男の印象。「君を愛せるのは俺だけ〜」…自信満々だな、おい。
・「private conversation」という、テリーのソロですが。これって結局、デイジーのとこを好きとか愛してるとかは言ってないみたい。「言いたいことがあるんだけど」で終わってる。
・で、言いたいことが何かっていうと…、テリーのデイジーに対する気持ちは愛じゃなくて欲望なのね。以下、すみれコードにひっかかるので、察してください。
・愛のトンネルは、舟なのだそうです。薄暗いトンネルを小舟に乗って揺られて進むアトラクションのようです。水は官能的なものよね。


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