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ハウ・トゥー・サクシード(梅田芸術劇場 7/16 12:00) [観劇メモ]

誰にも感情移入できなーい。

もし、感情移入できるストーリーにするなら、ずるい手を使っていたことを最後に反省して、あの本を捨てて、いちからやり直す、というストーリーにするんだろうなあ。

けど、これはこれでいいのかも。感情移入なんかしないで、一歩離れて見る話なのかも。出世しか頭にない狡猾な男、結婚しか頭にない浅はかな女、会社の言うなりの勤続20年の男、社長の顔色ばかりうかがう重役、お色気ノータリン秘書、に鼻の下をのばす男性社員、コネ入社を鼻にかける愚かな男。あーもう、ほんっとバカばっかだなーーー。と、笑いながら観るものなのかもしれない。

とは言っても、当時のアメリカなら笑えたのかもしれないけど、今、しかも日本だと、ぴんとこないことが多いよね。なんと、初演の真矢みきのときは、げらげら笑えたらしい。うーん。これは、演出のせいか、演者のせいか…???

以下、順不同で箇条書き。
・ちぎバドがママに電話するところが、とってもかわいい。バドは笑えるというよりも、かわいかった。
・コマのギャッチかっこいいじゃん。キスシーンはキムよりいいじゃん。
・キタロウくん、「木こり」って!! 似合いすぎる。しかし、マヤさんのような風情はさすがに難しいね。
・かおり、きれいだからあんな役でも下品にならない。宝塚の娘役マジックだよなあ。
・ヒメ、胴布団は無理があるけど、最後の歌がすげえ。
・まっつの不機嫌な顔が美しすぎる。
・ゆうちゃんさんとかおりの並びがいいなあ。
・あゆっちかわいいし、あの口調もうまいじゃん。
・オールバックは誰がやっても苦手だけど、なぜかひろみのは好きだ。
・みうと退団仕様なんだね(涙)。
・昇進の話が持ちあがると、後ろで「自分が自分が」って小芝居してるのがいいね。っていうか、基本小芝居しかすることないわけだけど。
・フランク・レッサーの曲はやっぱりいいよね~。ガイズがみたいなあ。いまの花組で!
・衣装はどれもかわいい。特に最後のミミのチェックのやつ。
・洗面所のシーンがいいのはもともとなんだけど。もういっこ、映画で好きだった女子社員の場面がなかったような。

外部で観たときの感想→http://pt-omoitsuki.blog.so-net.ne.jp/2007-05-05


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