SSブログ

灼熱の彼方 コモドゥス編(宝塚バウホール 7/17 11:00) [観劇メモ]

聞きしに勝る学芸会脚本…。うぅーむ。オデュセウス編よりマシだよ、と聞いて驚き。

たとえば、回想シーン以外にも、時系列どおりに話が進まない(理解が難しいわけではない)。んだけど、なんの効果を狙ってそうしたのか、さ〜っぱりわからない。

たとえば、さらさ、カレン、あたりがつまらない造形の役で気の毒。姉はどうしてあんな性格なのか。大体、暗殺団はどうして暗殺をたくらむようになったのか。などなど、2時間半もあって、人数こんなに少ないんだから、それぐらい書きこもうよ!!

なんと「お父さんが、兄弟同然の別の子を可愛がるから、僕は悪い子になったんだい!」「しかもお父さんは本当のお父さんじゃなかった!」という話だった。おおお、こういう話は感情移入しやすいはずなんだがな。これこそ植田景子のお家芸じゃないのか? 景子タンならもっと繊細に書くんだろうなあ。「本当のお父さんじゃない『だから』愛してくれなかったんだ」って、それこそ昭和30年代までの発想でしょう。あっ、だから植爺の弟子なんだ…。うーん、納得。かといって、植爺みたいにケレン味があったり、フィナーレが神だったりするわけじゃないからなあ。トホホ。

翔ちゃんがまた、真ん中慣れしてないのが…うくく。がんばれー。叫ぶ声がどうしても割れちゃうし(歌はそうでもないのに)。でも、翔ちゃんの美しさだけでもっている、と言えなくもない。

真ん中に立つのはさすがに彩風咲奈のほうが一日の長。しかし、かぶりものが似合わないなあ。

メモカ、もとい、夢華あみは確かに声はきれいだ。芝居も前より良くなったように思う。でも、いかんせん見た目がね…。だって、かわいないもんー(新喜劇の安尾さんの口調で)。だから、かわいこぶりっこにしか見えないんだよね。ヒロインの星乃あんりは、見た目がちょっとアリス系?

謀反を起こす大臣?たちも最後立ち回りすればいいのに。朝風さん、ヒゲ素敵なのに。ほたてはおじさん役者になるのかなー、ワクワク。のあちゃん、かわいいのに役は貫禄系なのね。レオは声が顔や芸風となんか合ってない。でも、声がガイチに似ているような気もする。そして、月城かなとくんをやっと認識、うまい! そして、まなはるをもっと使ってーー!

それにしても、主演者でも、着たきりすずめなのね。しくしく。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。