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紫峰七海お茶会(3/27)虞美人の見どころをご紹介しつつ [お茶会報告]

冒頭、スクリーンに映像が! 情熱大陸のあの音楽が! パロディなんですね。ご本人を待つ間、入り出の様子が流れます。

(インタビュアー:ヒゲはどうしたんですか?)剃りましたー。終演後はさっぱりと。(インタビュアー:明日の朝になったら生えてます?)そうそう、朝はヒゲぼーぼーなんですよ。夜中ビデオ撮ったら、にょきにょきって生えてくる様子が撮れますね、絶対。下級生のころはくちひげしかはやせないんですけど、十年もたつとね、このへん(ほっぺたのあたり)までぼーぼーで。悠真倫さんとかすごいですよ、いろんな形を楽しんでおられますね。

爆笑して会場が温まったところにご本人登場。お召しものは、だぶだぶのジーパンにドルガバのベルト(よくあるバックルじゃなくて、白くてアメリカンなバックル)。白地に黒とラメのストライプのシャツ(肩の切り替えがラグラン袖みたくて面白い形)、後ろはだぼっと出して。いやー、足長くないとできない着こなしですなぁ。

以下、『虞美人』の登場順に。。。(録音したわけでも、その場でメモとったわけでもないので、あくまでも印象です。宣伝のために書いてますので、なにとぞご理解をば…)

<項梁>
まずは項羽のおじ項梁。まさかのチャモロ(*)ヒゲ! 口ひげなしで、ほほひげとあごヒゲがつながったやつです。オッサンです。私は好きです。ときめきます。かなりお気に入りです。
(*チャモロ=『マリポーサの花』に登場する革命のリーダーの役。しょっちゅう名前が出てくるのになかなか本人が登場せず、一体どの上級生がやるんだと思ってたら、似合わないヒゲつけたせし子(大湖せしる)だったという…。チャモロってあの髭でしたよね?)

今までいろんなヒゲを経験したので、やったことない感じにしようと思ってあの形にしました。ゆうさんとは今まであんまりお芝居したことなかったのですが、お稽古中はいろいろお話して、今はそれは忘れて自然に。袖とかで、「おじちゃーん」って言ってくれるのですごくうれしいです。でも、おじちゃんでいられる時間は短いので(笑)、短い時間を楽しみたいですね。

(司会:トップスターさんのお父さんがわりの役というのはどうですか?)やっぱり学年差もありますし…、あと、ただの怖い人、悪い人ってわけじゃなくて、強い人なので、そのあたりが難しいですね。

(司会:カツラはおだんごですが)おだんごはけっこう難しいんですよ。後ろが疲れたおすもうさんみたいになっちゃったりして。(時折出る不思議な語彙がたまりません…)

<民衆>
おじちゃんの出番は少なくて、あとはアルバイトなんですが、まずは民衆の場面。そこでなぜか自分がやってた役が死んだことを知らされるという。

「項梁が死んだ!」とか言われて、「そうかー、自分、死んだんやー」って(笑)。で、自分で「項梁は死んだー」とか歌ってる、まっ、タカラヅカにはよくあることですよねっ。「項梁の弔い合戦をするんじゃないのか!」って項羽が言ってくれると、「項羽よ…(涙つー)」って思います。

(司会:馬と鹿の場面で、バカ正直な人を演じているのは、ふみかちゃんが正直者だからですか?) (爆笑)そうそう、正直だからね。本当は、もっと端の下級生から選ぶはずだったみたいなんですけど、私のポーズがよかったからということで選んでいただきました。(たしかに、すごーく間抜けなポーズで、間抜けな変顔を披露しておられます)衣装もね、正直者だからピンク色なんです。(客席「???」)先生の中ではピンクは正直者の色なんですって。よくわかんないんですけど(笑)。

<楚軍の兵士(青)>

雨の中、攻撃命令を何十日も待っている場面、すごく寒そうでつらそうな、迫真の演技ですが。じつは!

兵士はねー、すごい眠くなる。「雨が降るー」のところがすごい眠い。(だるそうなポーズしてますしね)あと、立ちっぱ(立ちっぱなしのこと。ふみか語? ジェンヌ語?)がつらい。日本ものとかでよくある現象なんですけどね。(なんすかそれ〜)

兵士で客席に登場するところは、みつるさん先頭の列で、うしろから3番目です。剣をあげてます。

秘密の通路を通るんですよ。(司会:ほたるさんが扉をあけるんですか?)進行さんですね。かるーく劇場を一周してますね。こないだ、トイレに立ったおじさんが足止めくらってました。ぽかーーーん、て。みなさん「ジェンヌが見れるかも」とか思って途中で席立っちゃだめですよー。(ジェンヌさんも自分たちのことジェンヌって言うんだー)

(司会:剣舞がお上手ですね)剣舞もけっこう難しいですねー。手首をこう…やわらかくしてないと回せないし、かといって、ゆるすぎると落ちちゃうし。

ここで笑うのが、同じ笑顔でも、ショーで出るニコニコのふみかスマイルじゃなくて、兵士の顔で男っぽいのがツボ。

<太鼓>
項羽が故郷に戻ったシーンでは、正直者のピンクの衣装に戻って、太鼓隊をやってます。ここ、これまでに死んだ人物チームで、けっこう上級生多いんですよね。

太鼓はすごく難しいんです。2つのリズム(たんたたたん、と、たたたたたん、?? 忘れたー)を同時にやらなくちゃいけなくて。太鼓の先生が来てくださって、いきなりこう(黒板に?)譜面書かれて、「はい、やってみて」。やってみてって言われても! でも、やってるうちに、できるようになるんですねー。さすが教えるプロですね。

<再び項梁>
四面楚歌の場面で、死んだ人間が項羽の夢にあらわれるという趣向があります。橋の上におじちゃん登場。ここでおじちゃんが項羽を見つめる表情が私はすごーーーく好きなんです。最近悪役続きで、それはそれでいいんだけど、包容力系に飢えてたんだよ〜。でもここは早変わりで大変なんだそうです。

<王翳>
最後はなぜか赤い衣装の漢軍で、項羽の首をとろうと先導する王翳という役。

なんで項梁役の自分がやるのか、深い意味があるのかどうかは、ん〜、わかりませんー。 王翳は、自分では首をとりにいかない。へっぴりごしな人。そういう人っていますよね。項羽が怖い。だから他人にやらせようとする。

ここ、銀橋センターにいらっさるんですが? しかもスポットライトあびてるんですが?

杜月笙以来、センターにしか立てないようになっちゃったんですかね〜?(笑)

キャリエールのときに、「銀橋ってお客様がすごく近くて怖い」と思ったけど、それ通り越して銀橋センターですよ!! 銀橋にこう…、チョメ
(×のことだと思われます)のマークがあって、そこがセンターなんですけど、そこになかなか立てないんです! 端っこで育った人間としては。行き過ぎちゃったり、手前でとまっちゃったり。でも、隣のめぐむちゃんにも迷惑かかるし。楽までにはちゃんとチョメに立てるように頑張ります、二階から確認してください。

ちなみに、最初の項梁と項羽のところも、私がセンターなんですよ
(司会:え、ずれてるのかと思ってました 笑) 項羽よりえらいので、項梁がセンターで、項羽がそれを守るようにしてるんです〜。

<フィナーレ>
センター取りはなんと、フィナーレの群舞でも!

フィナーレでどこから降りてくるのかわかります? 母にも聞かれて「ふみちゃん、上手なの? 下手なの?」「どっちも違う」「え?」「センターだもん」「何言ってるの、ありえないわよ、センターなんて!!!」(ふみかママってば……。すみません、私も上手下手必死に探して、いなくて、でも、センターから降りてくる一群は絶対違うと思って、はなっからチェックしませんでした…)

スターさんのファンの方はオペラグラスあげて、「ちっ、なぁ〜んだ」ってことになりかねないですよねえ。こないだ同期が観に来て、「3番手さんが降りてきた! と思ったら飾りがなくて、よく見たら、あ、ふみかじゃん」って(笑)。飾りの有無が一般人との違いですねー。(一般人て、一般人て…。一般人てあたしたちのことだから!)

ファンにとっては、ふみかちゃんがいるところが、センターですよね!(と司会さんの上手いまとめに拍手〜)

ほかにも、例のコーナーで例の物真似新作(マメちゃん直伝)を披露! 歌劇3月号のまぁくんの絵と文に載ってた「杜月笙コント」も披露!! 白衣を着てのお悩み相談も新登場。笑ってばかりのお茶会でした。

::::::::本家はコチラです→a posteriori takarazuka:::::::

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