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外伝ベルサイユのばら −アンドレ編−(9/21 15:00) [観劇メモ]

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途中まではなんとかついていけたのよ。

初見というせいもあるし、ベルばらは植田にとって江戸時代の歌舞伎のようなもの=「次々改変してニューキャラや新場面を作らなければいけないもの」ということが理解できたというのもある。

場面場面がブツ切れだけど、原作や、はたまたアニメからでも、エピソードをもってきて脳内補完できた。

だけど、アンドレがブイエ将軍に直訴しに行くところで、「ありえねー」。堪忍袋の尾が切れちまったのよ。そんなことありえねーだろー。そりゃアンドレはただの家来のくせして宮殿内ででかい顔してたけど、将軍に単独で直訴はありえねーだろー。

そのうえ、マリーズとかいうニューキャラの性格の悪さが明らかになって、ますますちゃぶ台ひっくり返し。途中までは、アンドレが人望があるってことを示したいためにいるんだろうな、と言い聞かせていたけど。何十年もアンドレを慕って探し求めてきた。ストーカーっぽいけど、まあ、乙女心ってのはそんなものかもしれん、と言い聞かせてきた。それが、やっぱり。アンドレにふられたとたん、恨みつらみを並べる、いやーな本性が露わに! なんすか、これ。なんでこれがトップ娘役なんですか。ちっとも感情移入できません。あそこであっさり引き下がればまだマシなのに。アンドレがオスカル一筋だってことにするんなら、別にマリーズをひどい性格にしなくてもいいのだ。なのに、なぜあんないやな奴なのか。…脚本を書いた人の品性? としか言いようがないですよ?

そして極めつけは革命の場面にオスカルがいないことだ。なんでアンドレが先導しとるんじゃーーー。ありえねーーー。ついさっきまで今宵一夜やってたやん、そのまま革命の場面でれるやん。宝塚のスターシステムだからって、オスカル出したってええやん。少し離れたところでシルエット見せるとかさ。

脚本が下手なのはいい。許す。だが、ありえないことをねつ造するなぁぁ。いやな奴を主人公にするなぁぁ。植田の唯一の長所である「けれん味あふれる演出」もどこにもないし。。。

でも、連休ってこともあるけど、大劇場満員だったのよ! 立ち見もわんさか出てたのよ! 団体さんで売れてるらしい。あぁ、ベルばらの名前は大きい。ドル箱演目として残しておくなら、ちがう人の脚本・演出にしよう。少しも早く。

東京公演までの間に、「なんでやねん」って突っ込みながら観られるよう、広〜い心を持ちたいです。

::::::::本家はコチラです→a posteriori takarazuka:::::::
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