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愛、時をこえて〜関ヶ原異聞〜(シアター1010 9/23 18:30) [観劇メモ]

かしげの退団後一作目を観に、シアター1010初体験。常磐線って本数少ないなあ。東京の劇場の最北では? でも、丸くて小さくていい感じの劇場でした。

☆市川段治郎、チョーうま! チョーかこいい! 素顔はそうでもないのに(失礼)、舞台ではチョー男前!! 今度、スーパー歌舞伎観に行く!

☆ほかにも歌舞伎の人は上手いな〜。ほれぼれ。動きとか、いちいち決まってるもん。無駄がないもん。

☆かしげはドラキュラと出雲阿国の二役?なんだけど、女を押し出してる場面はなかった。どっちかっていうと男役の延長。もちろん上手くてきれいで満足なんだけど、かしげなら最初っから「女優」でいけると思うんだがなあ。だって美人だし、背も高すぎないし。誰かさんと違って、全然心配なし。次に期待。

☆退団したトップ男役の第1作目って、どんなものがありうるんでしょう。ブンちゃんはストーリーテラー的で本筋に絡まず物足りなかった。リカちゃんはレビュー劇団の男役でそのまんますぎた。今回のかしげのように、魔物の役ってのはいいと思う。男だか女だかわかんなくても気にならないし、演技が浮いたとしても気にならないし、いや、むしろ効果的だし。そういえばワタルも魔女の役でデビューだったな…。

☆華城季帆はあらためて聞くと、いい声だな。

☆話は、歴史に題材をとったゲームみたいなファンタジー。深みはないけど、期待してなかったので、どっちが勝つの〜ん? どうなっちゃうの〜ん? とハラハラしてそれなりに楽しめた。

☆かしげと段治郎が揃って見得切って、照明が客席に向いて、場面転換。という演出が多すぎた。ちとたるい。

☆お笑い担当の人がすごく上手かった。そして、吉本新喜劇っぽいと思った。曾我廼家寛太郎さん、松竹新喜劇の人だそうだ。あれっ? つまり、私が吉本新喜劇ぽいと思っているものの大半は(orいくつかは)、吉本に限ったものではなく、関西のお笑い全体に存在するものなのかも!? まるで、ほかにもレビュー劇団があるのに、レビュー文化があったのに、それを忘れてしまって、羽しょってればすべて「ヅカ」だと思っちゃう、みたいな?(非ヅカファンの友人に、「『時効警察』でヅカっぽい場面あったね」と言われ、何かと思ったら、階段を踊りながら降りてくるシーンだった。それはヅカっぽいんじゃなくて、レビューならよくあることなんだよぉぉ)

☆歌舞伎の人、ヅカの人、海外ミュージカルの人、喜劇の人、ダンスの人、が混在してるのに、それなりにまとまっちゃってるのが面白い。

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