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吉本新喜劇 [観劇メモ(ヅカ以外)]

まいまい(仙堂花歩・元星組)の吉本デビューを見たくて、スカパーで必死になって吉本新喜劇を録画しています。半年ぐらいズレがあるみたいで、まだまいまいの吉本初舞台は見れてません。別に、まいまいのファンってわけじゃないけど、退団して外に出た子はみんな応援したくなるのがヅカファンの心情ってもの。ましてや、吉本の芸人さんですぞ!

んで、吉本新喜劇って初めて見ましたが・・・これは一体、なんなんでせう!?? お笑いの人がいっぱい所属している吉本興業、というのは知っているけど、舞台で寸劇みたいなのやってるんだ。ていうか、これが基本なんだ。へぇー。関西の人はこれを毎週楽しみにしているんだ~。関西出身でトークの面白いジェンヌはたいてい「子供の頃は新喜劇(吉本とは言わないらしい)を毎週見てました!」って言うよねー。

背景とか、大道具とか、ちゃちい。でも、そんなことはどうでもいいらしい。俳優さん(じゃなくて芸人さんか)はいつも大体同じ人みたいだ。そして役柄もいつも同じような感じ。お話も大体似たようなお話だけど、ちょっとずつ違う。すごーい、まさに宛書き。芸人さんの芸に合わせたお話と場面になってる。ちょうどいいところで、お得意のギャグが入る。作るほうも演じるほうも、職人芸だなぁ。そして最後はなんとなく、ウルウルしちゃうような人情話になって幕。なんじゃこりゃー。

しかも、不思議なのが、肉体的な特徴をことさらにあげつらうこと! 女性の容姿、背の高い男性、低い男性、太っている人、痩せている人、顔の特徴・・・。その人、別に不細工じゃないじゃん、普通の人じゃん、ていう人まで「ぶさいくやなー」バシっ、とかされてる。どうしてどうしてぇ? あ、ひょっとして、不細工なほうが「おいしい」の?? むしろ、ごくごく普通の若いきれいな女性は、完全なる引き立て役、全然印象に残らない。うわーぉ。眩暈が。まいまい、大丈夫かなぁ。元ジェンヌ→一般人よりはきれい?→この中じゃ、引き立て役じゃん! 超絶ソプラノという武器が通用するのか?

松竹新喜劇、というのも昔はあったそうですね。舞台の歴史のこともようわからんのに、お笑い、喜劇の歴史はもっとわからん。

そうこう考えながら見ているうちに、最初は「これがトウコが心の師だという池乃めだかさん? 全然面白くないよ?」と思っていたのが、だんだん笑うポイントがわかってきた。それが何なのかは、まだ説明できないんだけど・・・。お気に入りは、語尾がおかしい人です。安尾信乃助さんというらしい。「おじゃまします・・・か?」という人だと言えばわかる? 疑問形であるべきところで疑問形を使わず、疑問形でないところで疑問形を使うの。きゃ~、なんて知的な芸なの! インテリジェント! シブ知! 出待ちしちゃう!

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