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ベルばら原作再読 [ヅカってなんだ?的記事]

訂正。雪オスカル編は原作の1/4ではなく、後半1/2でした。なぜそれがわかったかというと、ベルばら原作をゲットしたからで~す。7~8年ぶりに読み返してます。寝不足です。。。

あらためて思う。ものすごい勢いのある漫画だ。週刊連載だったから、というのもあるんだろう。一週間に20ページ、その中に複数のエピソードを入れるから、重要なエピソードでも、ほんの数ページで進んでしまう。なのに全然、齟齬がない。はしょられた感じがしない。そりゃまー、アンドレは最初はしょぼい役だし、ジェローデルなんて初出は背景みたいな描かれ方だし、途中で予定が変わったんだろうって気配はあるけど、勢いが削がれることはまったくない。25歳の池田理代子の筆力に、ただただ感心。

アニメ版は、これを引き延ばしていろんな場面を入れ込んだって感じがあるなあ。それはそれで、豊かな感じがして好きです。(ひどい曲解もあるけどNE)

ヅカで使われている台詞が随所にある。これはヅカファンになってはじめてわかることだなー。違う場面で言われている台詞を使ってたりする。植田、読み込んでるなぁ~~。きっと付箋とかつけてんだろうなあ。「この台詞つかえる!」なんてニマニマほくそえんで。(ウゲ)

あーあー、でもやっぱり、どうしてヅカ版があんなに変なのか、うまく説明できないよ・・・。悶々。ここで「ヅカのベルばらは別物なのよ」と考えを遮断して、緑豆のように心を閉ざしてしまうって手もあるんだろう(いっときは「俺の前でヅカベルばらの話はするな!」「僕の大好きなアンドレがぁぁぁ(号泣)」というほどの剣幕だった)けど、私はそうはしたくないの…。それに、別物なのよっていう結論にすると、「どうしてこんなに別物なのに、初演当時は原作ファンもヅカベルばらに夢中になったか」っていう新たな謎が生じちゃうじゃん。うーんうーん。・・・しつこくてスミマセン。

::::::::本家はコチラです→a posteriori takarazuka:::::::


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