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ネオ・ダンディズムのツボ [観劇メモ]

愛短のツボ、書き足しました。→http://blog.so-net.ne.jp/pt-omoitsuki/2006-11-03-01

ネオダンのツボも書いておこうっと。
東京でのネオダン初見はこちら→http://blog.so-net.ne.jp/pt-omoitsuki/2006-10-13-4

☆このショーの最大のツボはトウコ(安蘭けい)&コトコト(琴まりえ)なのよね~。パンパミーア(ガウチョの場面ね)とキャリオカで組んでるけど、背丈といい、雰囲気といい、いい感じ! なんかちょっと古風な感じでさ。「トウコのお披露目は『赤と黒』で相手役はコトコトだ」っていうガセネタが流れたことあったけど、ガセネタ師さんは素晴らしいキャスティング能力だね。トウコのジュリアン・ソレルとコトコトのレナール夫人なんて、絶対見てみたい! 野心家の繊細な男と、田舎の古風で、だけど大胆な人妻。マルグリット(だっけか、都会のお嬢さん)はあすか(遠野あすか)がぴったり。…って、全然、番手が合ってない。。。

☆パンパミーアって草原って意味よね? 銀橋に出てきて「アディオス、パンパミーア!」って叫ぶけど、それはつまり、客席が草原ってこと? じゃー、あたしたち、草なの? あっ、羊なのか! ワタルに毛を刈ってもらうのか~。

☆キャリオカで上手と下手から横一列に男役がスタタタタっと出てくるところ。先頭の直樹じゅん(多分)の真剣な顔がおかしい。一方、最後尾のじゅんちゃん(英真なおき)は歩幅を調節してて、まるで『1914/愛』のアナトールふたたびだ!

☆にしき愛のダンスって、じゅんちゃん系? 顔芸系? チェックしだしたら、とまらなくなってきた…。

☆ポラリスの場面は、ワタル&ちえ(柚希礼音)のとこでぐわあっとくるなあ。ワタルの振りを真似して踊るちえ。新人公演でワタルの役をやったことが、うまく振りに表現されてて、んもう! って感じ。

☆ポラリスのワタルは、終始にこにこしてる。みんなと一緒に踊ってて、幸せそう。

☆オールバイマイセルフの人選はさぁ、ちょっとアンバランスでしょ。どうしてあのメンツなんだろう? とずっと不思議だったんだけど、ひょっとして、深い意味があるのかな。苦労してトップになるトウコ。得意技はあるし、新公2番手までやったけど、そこそこのところで辞めていくエンディ(高央りお)とみらん(大真みらん)。そんな3人の、若さゆえに、おごり、裏切り、傷つけてきた日々。そして、和涼華と麻尋しゅんは、今まさに若く輝いている、輝く未来だけを信じている年代、ポジション。君たち、この先輩たちの背中を見なさい、と。この重みを感じなさい、と。そういう岡田っちの深い指導、愛情なのかな。…深読みしすぎ?

☆みらんのダンスはまるで宝石のようだよ。きれい。ぴしっと決まる。は~ぁ。「俺の宝石…」って、なんの台詞だっけか??? 「テンペストのねったん(夢輝のあ)の台詞!」(by緑豆) 即答かい(笑)。手元に置いておいても、最終的には絶対に手に入らないもののことを、そう表現していたっけね。

10日はなぜか花全ツ、11日は前楽(すみません、またチケットゲットしてしまいました、みらんが舞台で一人で歌うとこをもう一回だけ観たいんですぅぅ)、12日は楽の中継(緑豆は劇場の中で観劇、Uさん、ありがとう!)、ラストスパートでございます!

::::::::本家はコチラです→a posteriori takarazuka:::::::


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