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花組 洛陽のパレルモ / ASIAN WINDS! [観劇メモ]

花組 2回目観てきました。PL法ふうに・・・

<危険!>『洛陽のパレルモ』
貴族と平民の身分違いの切ない恋。それが「じつは平民じゃなくて貴族のご落胤でした」っていう解決方法でハッピーエンド。それってどうなの? ユダヤ人の恋人と亡命しなくちゃっていう切ない恋。それが「貴族だからお金あるもん、お金で偽旅券買っちゃお」っていう解決方法でハッピーエンド。それってどうなの? それじゃー、観てるほうは「じゃあ私は幸せになれないのね、貴族じゃないから」って醒めてしまう。景子タンはほんとにベルばらでヅカファンになったのか!? オスカルを思い出せ。オスカルは貴族の身分を捨てて、平民と一緒に革命に参加したんだぞ。逆じゃん、逆。

<警告!>『洛陽のパレルモ』
2つの時代が平行して流れるストーリーで、新しいほうの時代は衣装を白系に統一してるんだけど。区別はたしかに着き易いんだけど。最近、白を多用しすぎていないかねぇ? 景子タンに限らず、キムシンの『不滅の棘』あたりからでしょうか? 白ってたしかに清冽で特別な色。それだからこそ、幻想のシーンによく使われる。それを区別のためだけに使っていいのかなぁという気が。そりゃー、三木章雄のショーみたいに、「原色でダサ~」っていうのを避けたいのはよーくわかるけど(笑)。

<注意!>『Asian Winds!』
服部良一メドレー、楽しかったな~。
ふと思う。こんなに近い時代の日本が取り上げられたことって今まであったっけ? 新撰組、坂本龍馬、岩崎弥太郎・・・明治はあるけど・・・。『銀ちゃんの恋』って現代? ってここまで書いてきて気がついたけど、現代に近い日本を取り上げてるのって、石田っちばっかり?(笑)。
ベルばら以前は『星の牧場』『虹のオルゴール工場』『高校三年生』等々、ほぼリアルタイムの日本を取り上げた作品があったんだよねえ? 「東京に行きたいな」なんて歌がヒットしたってんだから、スゴイ。
服部良一メドレーは、リアルタイムの日本を取り上げるという画期的な場面なのか? それとも、昭和20年前後っていうのが、もはや明治や大正に連なる「過去」になったのかどうか?? そもそもタカラヅカで現代日本を取り上げることの意味とは? 

::::::::本家はコチラです→a posteriori takarazuka:::::::


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