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紫峰七海お茶会(12/9) [お茶会報告]

今回は、ギャンブラーで遊び人で短気な「スピード」さんという役。うさんくさくて、『復活』のスメリコフをかっこよくした感じかな? いやらしーい感じのヒゲで、わたくし大変好みです。あのおじさんとつきあいたい、もとい、たぶらかされたい!

お衣装は、黒スーツに、スピードさんと同じ髪型、ゆるめたネクタイ(はふはふ…)

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Q.スピードさんの家族構成は…
A.家族いると思いますか? いるわけないじゃないですかー

Q.髪型やヒゲはどのように決めたのですか?
A.まりんさんが黒髪にされるということだったので、金髪にしました。あまり得意じゃないんですが。

ヒゲは絶対つけたくて。前に壱条あずさちゃんが、旅一座の座長の役でつけてたT字のヒゲ(逆T字ですかね)がかっこよくていつかやりたいと思っていたんですが、今こそあのヒゲだ! ということで、星組の楽屋に行って、しーらんに「あれ、どーやんの?」って聞きました。(いきなり他組の上級生がきてびっくりしただろうなあ)

楽屋ではジャージなんですが、あの髪型にあのヒゲだから、まるでエグザイル。壁にこうやって手をついて、ここに誰か入って(よーするに、女の子を口説いている図、なんですね)、っていうのをみんなしてやって写真撮って、「今日のエグザイル」っていうタイトルで写メが回っている。(何それー! 見たい見たい!)

『銀ちゃんの恋』のスポンサー様といい、『復活』のスメリコフといい、石田先生の中での私のイメージって、こういうのなんですね。ってこないだ、石田先生に言っときました。

Q.轟さんとのお芝居は初めてですが
A.「しほうななみです、よろしくお願いします」ってご挨拶に行ったら、「知ってる」って。えええ、私のこと認識してくれてるんだああ、ってまるでファンですよね。

すごく神々しい方で、でもとってもやさしくて。こないだも食堂でみんなにコーヒーおごってくれました。小池先生が「あ、どもどもどもども」って通りすぎて(得意の先生物真似!)、「ほ〜、ほほ〜」って植田先生も通りかかって(植田御大の物真似初披露!)、その間ずっといろいろお話して。全員が稽古に集まれないときも、「男役とは」「舞台に立つとは」ってお話をしてくださって、とても勉強になりました。

私、轟さんに、舞台上ではけっこう暴言吐いてますよね。それは芝居だからって割り切れるんですが、割り切れないのが、袖。私、轟さんの隣で着替えてる!! とか思う。

客席降りでいったん外に出たとき、いたずらしてるって知ってます? ロビーのポスターにみんなしてサインしてるんですよ! (知りませんでした!!)轟さんが言い出して、ペンもポケットに入れてくださって。あそこ本当に疲れるんですが、それでもそんな遊び心があって、すごい方だなあって思います。

まりんさんが入るだろうから、自分はメンバーに入らないだろうなって思っていたんですが、出演できて、選んでもらえて、とてもうれしいです。アンダースタディの子も入れて10人、みんなすごく仲良くて、終わってしまうのがさみしくてたまらないぐらい、楽しいです。

Q.次は小池先生の作品ですね
A.久々の小池先生、すごく楽しみです。小池先生は宇宙と交信してて、何言ってるかわからないって生徒も多いんですが、私はわかるので通訳したりして。「右に寄れって言ってる」とか(笑)。小池先生の指導は的確なので、大好きです。嫌味も100倍言われるんですけどね(笑)。

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ツーショットではなんと、上記の「今日のエグザイル」が実現! 客席、絶叫!!

「後ろからハグしてください」とか「プロポーズしてください」とか、これまでもいろいろあって、ふみか様まんざらでもない様子だし、みんな大興奮だし。

最近思うんだけど、これって、何の集まりなんですかーーー?

初めて参加したときはこんなじゃなかったよなあ。『BUND/NEON上海』のお茶会で「望海さんみたいに手踏んでください」ってリクエストがあったときから、かなあ?(←もはや伝説) 今じゃ、特にリクエストがない場合のツーショットは普通に肩抱いてるし。

上級生になるって、こういうことなんでしょうか。私は楽しいです

→過去のお茶会報告はこちら。読み返してたら、『BUND/NEON上海』のお茶会でふみかちゃん自身が「これって何の会ですかー?」って言ってた(笑)。

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おかしな二人(日本青年館 12/9 11:00) [観劇メモ]

バウ公演とは、全然別物だった!! なんたって、泣かなかった。バウでは、ウルウルしてたんだけど、今回は涙は一滴も出なくて、ただただ笑ってた。

なんでだろ〜。

フィリックスが嫌なヤツじゃなかったからだ。マヤさんのフィリックスは、人間の嫌なところがけっこう出ていて、こういうヤツがそばにいたら本当に嫌だよなあああ、と思う瞬間が何度もあった。だからこそ、切なくて、愛おしくて、ウルウルして、しみじみした。

でも、みつるのフィリックスは、極端に言えば、「掃除も料理もしてくれて、こんなにイケメンなら、一緒に暮らしてもかまわないかも」というぐらいの人だったんだもん。

みつるはスターさんなんだなあ。確かに上手い。スターさんで、ここまで芝居やコメディが上手い人はいなかろう。でも、人間の嫌なところはあまり感じさせない。『銀ちゃんの恋』のときもそうだった。あのヤス、すごく好きだった。原作だとちょっと引いちゃうぐらいの銀ちゃんとヤスの絆が、美しく見えた。

だから、これはこれで全然アリだ。

ほかのメンツも、おもむきが違う。星組の面々はみきちぐ以外はけっこう下級生。だから「おかしな二人と仲間たち」という感じだった。でも今回は、まりん&ふみか&さあやがわりと上級生で、みつると学年が近い。だから、「おかしな八人」だった。トドさんに臆面もなく体当たりしてる感じがあった。

そういう意味では、魅力的な生徒さんを堪能できる、きわめて宝塚らしい作品だと思ったりして。

トドさんは自由自在で、みんなにどんどんアドリブふってたなあ。みんなすごく鍛えられただろう。次の公演でますます7人がパワーアップしてるのが楽しみっす。

特に、ぽっぽー姉妹は星組の二人もはじけてたけど、さあや&仙名さんはもう「素」なんじゃないかという。(この二人、新人公演でカルロッタやってるっていう共通点もあるけど、『メランコリックジゴロ』の先輩司書役で笑いをとったっていう共通点もあるよねー)

こんなに客席が埋まるなら、もっと長くやればよかったのに。劇団よ、客がチケットを買うのは、スターがどれだけ出てるか、じゃなくて、いい作品かどうか、なんだよ〜。

ところで。フィナーレの『関白失脚』は上手い選曲だけど、家族のために頑張って働くというのは離婚前のフィリックスだと思うから、モデルチェンジした後のフィナーレには筋が通っていない気がした。こんなことを気にするのは私だけかもしれないが…
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