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Dancing Heroes!(宝塚バウホール 1/10 14:30) [観劇メモ]

タカラヅカは学芸会だと言うけど、なんて尊い学芸会なんだろう。いや、学芸会だから尊いのかもしれない。

トップ候補というわけではないけれど、スターさんで、愛されキャラ、歌はあちゃーだけどダンスは抜群で、そういう「生徒」が、主演の公演をやれる。そのことを喜ぶスタッフが作品を作り、ファンが詰めかける。下級生は上級生を慕い、怒られながら泣きながらお稽古する。そして汗を流して、息をきらして一公演一公演駆け抜ける。なんて素晴らしいんだ、タカラヅカ! 

和太鼓なんて、ダンサーが、舞台俳優が、やる必要あるかっつったら、無いですよ。お稽古するのすごく大変だっただろう。でも、頑張った。そして、すごくかっこいい。困難をあえて設定して、それに向かって頑張る。それをみんなで応援する。なんて素晴らしいんだ、タカラヅカ!

ショーとしてはどうということもないんです。暗転ばかりで間もあきすぎ。一体どの新人か(と思ったらミキティだった)。

でも、ひたすらそのかのダンスを観れて幸せな二時間だったのだ。タカラヅカって尊いんだよなあ、と思う二時間だったのだ。切っても切っても桐生園加。ほかに目移りする人があんまりいないので、とにかく下級生チェックより何より、そのかそのか、そのかばっかり見ていた。

この人のダンスなら、大劇場で一場面、ソロで持たせられるよね。マオカラーで椅子に足組んで横顔見せてるそのかとか、もう、絵づら的に最高。

その他のメンバー。ゆりあちゃんがヒロイン格でびっくりした。トシちゃん、たかちくんが大活躍。手話の場面のたかちくん表情豊かでいい! 瑞羽奏都が気取ったスターの役やってるのが面白い。なんか合ってる。赤い靴の場面のヒロイン愛希れいかは、上手いがでかすぎる。男役がやる女役がいいのは、男役が確立されたうえでの女装の色気があるからであって、顔が幼いからといって大きな男役を女役に使っても無意味。96期生のダンスの腕はわからない。頭の形が変だった。

場面として好きだったのは、大浦みずき追悼の喪服ダンス。曲も振りもかっこいい。これ、ミキティは自分をそのかに設定してるんだよね?w BL風味の場面は、いいけど、チューはちょっとやりすぎだな。

そしてショパンの別れの曲………うわーん、そのかーーー!

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