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オール・リクエスト宝塚名曲!カウントダウン2011 [ヅカ的近況]

けっこう面白かった!

何がって…、ゲスト。

ほかの組は大体三番手ぐらいの人ばかりなのに、なぜに星だけれんた(如月蓮)なの?? なぜに君だけ、振り付きで歌うの? イスから立ち上がったりして、まさか自分で考えたの? 「俺、決まってるぜ!」みたいな顔芸するの? 歌い終わった後「どや!」みたいな顔するの? 

おかしくておかしくて、笑い死にしそうでした。いやあ、星組最高っすね! って思うのは、こういう時です。(あと、書き忘れてたけど、Brilliant Dreamsの紅ファイブの回を見た時も「星組最高!」って思いました。ってお笑い系ばっかりやな)

大体、「ひとかけらの勇気」が一位になることは予想がつくんだから、普通、別の人選するよな〜。謎だよな〜。でも、大笑いさせてもらったから、いいです。これからもはじけて笑わせてください。

古い時代は長い期間とって、ごく最近は2年だけで、司会者たちのメドレーって構成も、まあ妥当ですな。(司会者の人選も一部謎だけど、えつこ様はExciter!!要員だったと思う)毎年できるネタじゃないけど、考えましたね、スカステさん。

ところで。2004〜2008年の上位3曲がすべてフランク・ワイルドホーンだったのは、予想がついたとはいえ、うなってしまった。先生たち、頑張ってくだされ! 吉崎憲治、吉田優子はもちろんだけど、太田健、青木朝子が上位にランクインしていたのが救いです。

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歌劇を読むシリーズの経過報告と余談 [ヅカってなんだ?的記事]

『歌劇』を最初から全部読む! の目標。とりあえず戦前分をコンプリートしました。戦後分も頑張りつつ、得たネタを徐々にアップしていきたいです。

たとえば。初のコンビ萌えは誰と誰!? よっちゃん(春日野八千代様)はオフは「坊や」みたいなんだって! などなど。興味ある人いるんかな〜、いないだろうな〜。

パリゼット(昭和5年)〜東宝開場(昭和9年)のめまぐるしさは本当に面白かったです。一ヶ月ごとに価値観が変わる。男役と女役の区別が明確になったのもこの頃だし、つけまつげが普及しだすのもこの頃。『歌劇』の体裁も今に近くなってくる。

昭和12年に日中事変が起きてから、少しづつ少しづつ戦時色が濃くなっていくのも、興味深い。一律に戦時体制になったわけじゃなく、ちょっとづつ、ちょっとづつ時勢は変わっていくものなのだなあ。怖い怖い。

その関連で、前に読んだ『タカラジェンヌの太平洋戦争』(玉岡かおる)を読み返してみました。

戦後すぐの寄宿舎で盗難があった話。「貧しい時代だから、時折盗難もあってね。でも、盗んだ相手をみつけても、責めることなんかできないですよ。」(OGの回想 p156)…ハンガー一つで盗難届けを出した人を思い出します…

戦中の慰問公演の話。「トラックに揺られながら彼女が考えることは、この移動公演で一日に二回ずつ踊ってきた「娘道成寺」の、自分の振りのできばえのみだった。(略)春日野八千代が一つ一つ手をとって稽古をつけてくれたのだった。(略)何度やっても春日野八千代からダメを出され、最後にはぽろぽろ涙をこぼす。それでも彼女は弱音を吐かず、時を惜しむように稽古に熱中した。彼女たちが、たとえ舞台すらない町のはずれの広場で演じる場合であっても、妥協ということをしなかった証拠である。」(p194-195)…周りと振りが全然合ってないのに、顔だけキザってる人を思い出します…

満州での公演は零下40度だったんだって。ひぇぇぇ。

…許さへん! うちは絶対に××や××××を許さへん!(なぜか関西弁)2chに「北原遥子さんに謝れ」とかいう変なタイトルのスレッドがあるけど、本当に「先輩たちに謝れ!」と思う。

こういう先人たちのことを考えたら、伝統を汚すことはできんでしょう。昔の資料を読めば読むほど、私はそう思うんですが。たとえ汚すようなことをする生徒がいても、先生が「これを読め!」って言うものじゃないの? タカラヅカを愛してたらそうするもんじゃないの? そういう先生はおらへんの? 

…愛してないのだった、彼ら。愛してたら、こんなことにはならないのだった。

後生大事に先人の記録を読んで涙している私は、きっと彼らからしたら、ただのバカなんでしょうね。

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注:そもそも音楽学校には「先生」は存在しないのでした(事務職員と講師だけ)


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新春のご挨拶 [ヅカ的近況]

あけましておめでとうございます。

2010年は大波乱の一年でした。まさかここまで「宝塚心のふるさと」教に疑問を抱くとは、思ってもみませんでした。

でも、思えば2008年のオギー退団から、おかしなことは続いてるように思います。2009年夏のエリザベート。12月のユミコ退団発表。音楽学校裁判だって、仮処分は2008年から始まっていたわけで。

なんなんだろうなー、これ。2008年のサブプライムローンと時期が一致してるのもこわーい。相撲や歌舞伎とともに伝統芸能のブランド失墜が2010年に一斉に起きたのも、こわーい。占い師さん、誰か予言してた?

2008年以降の数少ない、いいことは…、ユウヒときりやんとらんとむがトップになれたことぐらい? 小池が2008年のスカピン以降、潤色に徹してヒットを飛ばしていること? でもこれは、劇団の「海外ミュージカルと映画原作ものと再演でしのごう」作戦とまんまと合致してしまって、諸刃の剣だし。

もっと昔からのファンの方は、いやいや、新専科だって最悪だっただろう、○○さんの退団だって、とおっしゃるかもしれないので、あくまで私の体感風速で、なのですが。

ちなみに、理事長は新春インタビューで、「映画の舞台化は、宝塚用に書き換えてるから、オリジナル扱い」「再演も、新しいメンバーでやるんだから、オリジナル扱い」とおぬかしになりました発言されていました。雪組のトップ娘役も「ある時点では決めるつもりだ」と明言されました。

私は、レンスキー@オネーギンのように、「現状、全然楽しいよ!」と言うことはできません。こういう時だからこそ、あえて楽しい部分だけを取り上げてタカラヅカを応援するやり方もあると思うし、そうしている人をえらいと思うけど、自分にはそういう技がない。

オネーギンがタチアーナにふられても人生の意味を見いだしたように、オネーギンのおじいさんが恋に破れても死に顔が幸せだったように、今は空しくても、いつか時の流れの中で結果が出ると信じて、「清く正しく美しく」とは何かを考えて、少しでもできることをしていきたいと思います。

ふと、去年のお正月の記事を読み返していたら、同じようなことを書いてました^^;

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2010年のよかった作品は→カサブランカ、オネーギン。個人的にはロジェ。生田大和と原田諒の今後に期待。
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