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虞美人のツボ [観劇メモ]

文句言ったり、別件で興をそがれたり、いろいろあったけど、終わってみれば愛着のある公演でした。はい。ツボをメモしておきます。

・赤いけしの衣装で、うまくかがめてない、でかい男役(誰なんだろう、結局わからなかった)

・衛布を疑っている項羽の表情、「もちつけ」って言ってる項梁おじさんの表情。

・「私には羽がある」で並んで「自分も天下をとれるかも」という表情で歌っている男役たち。みんないい顔してるね。みちる(天真みちる)とトロカデロ(銀華水)にどうしても目が行ってしまうが(笑)

・「うちの兄きになにすんだおー」とヤクザぶってるいまっち(真瀬はるか)。セリフはけっこう日替わりだった。

・「かんしん。たちをぬきませんでしたね」という張良のセリフまわし。まっつ(未涼亜希)のセリフまわしのすべてがすごい。

・あーめがふるー「おおおお」←みわっち(愛音羽麗)のソロ

・「まだはやいっ」の宋義の表情。まりんちゃん(悠真倫)のイヤミっぽい表情のすべてがすごい。

・宋義が切られたときの韓信の「こいつ、やるな」という表情

・秦のみずぽん(浦輝ひろと)はもちろん、なにげにチャモロヒゲをつけてるまあくん(朝夏まなと)、じいさんヒゲとは違う皇帝ヒゲつけてるよっち(月央和沙)。

・咸陽ゲットの場面での、きらり(華耀きらり)とあまちゃき(天咲千華)のうっとり顔、かわいすぎる。上手で、「どの子にする〜」と楽しそうに選んでいる劉邦チームのでれでれ顔。

・鴻門の会の、劉邦の冷や汗たらたら表情。これがなかなか美しい。

・鴻門の会の、桃娘と衛布の見つめ合い、韓信の表情。

・剣舞始まっても、のんきに構えてる項伯。途中でやっと気付いてるよ、おいおい。

・項荘と張良のにらみ合い、劉邦が桃娘に驚いている様子、桃娘が剣を受け取るときの童ぶりっこ表情、すべてが面白い! 70年代の再演では「拷問の会」と言われるほど退屈だったそうですが、今回のは全然退屈じゃないよ、名場面と言ってもいいのでは?

・あのさー、劉邦父はどうして呂とか女官と同じ牢獄なの? 男女共同の牢獄なの? ひょっとして、よっちがあまりにも無害っぽいから?

・戦いの場面で下手端のほうでエアー戦死してる娘役兵士、やたらかっこいいんですが。遼かぐらちゃん? 花奈澪ちゃん? わからん。

・講和を裏切って戦うことになったときの、韓信のイケイケな顔。劉邦の絶望的な顔。→あんてん

・四面楚歌ではいつも橋の上の項梁おじさんの優しい微笑みしか見ていないので、下に誰がいるか、最後までよくわかりませんでした。王陵とかっているの??

・思えば、公演始まってからmy初日を迎えるまでは、「項梁おじさんのエロ場面を衛布にとられたー」とそのことばかりにがっくり来てたけど、おかげで項梁おじさんは優しいおじさんになってて、最近その手のキャラなかったので、結果的には、よかったです。すみません、ほんと、お騒がせしました。

・四面楚歌から最後までは、これまた名場面だと思うのです。子期接待とか、范増の死とかもあるし、2幕後半はそこそこいい場面揃いだったね。

・虞が死んだ後、本気で泣いてるまとびさん。時には鼻水さえも。

・項羽が後光をさして登場するとき、王翳さんは上手端で二階席に向かって、すんごい白眼向いて、めっちゃ意地悪い顔で睨みつけていた。やりすぎ感がたまりません。

・項羽様の自害場面。「漢王に伝えてほしい」と言うとき、くやしそうな顔になる。そして一筋の涙! でも、二本の刀がさやにつっかかって出ないときがある(決して動じないまとびさん)。倒れるとき、右のさやが邪魔にならないよう、よいしょってやってる(決して段取りを感じさせないまとびさん)。すべてが素敵です。(すみません、ここ、ふみか様後ろ向いてるんで、項羽様しか見てません)

・項羽が死んだあと、上手にいる呂の水色に刺繍の衣装。きれい。(これ、冒頭でも着てるのか。袖が見える2幕のほうがいいね)

・んとねー、虞美人の衣装はねー、鴻門の会のマゼンダに金の模様のうわがけ(?)と、最期の薄い水色が好き。髪飾りは、牢獄の場面でしてる紫のお花が好き。

・フィナーレで呂と戚が肩ぶつけあってる様子。こわいわー。

・まとびさんが一人で大階段にいて、ピアノのジャズアレンジで「赤いけしの花」が流れて、ミラーボールきらきら。うっとりする〜。そのあとの男役総踊りで照明の色が次々変わるのも、きれい。

・パレードで呂と戚にはさまれているふみか様。偶然とはいえ、こわいわー。

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