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エリザベート(東京宝塚劇場 10/23 18:30)と、みやるり茶 [観劇メモ]

ネット環境が悪くなって、しばらくアップしてませんでした…

今回のエリザベートは、今までにないバランスで、面白かった。

エリザベートがきわめて自立した現代的な女性で、
ますます、エリザベートが主人公だと感じる。
これだけ長期で達者なちゃぴの最後が、定番すぎるエリザベートか、と思ったけど、
やはりそれにふさわしい役なのだった。

フランツが(北翔さんとはまた別の意味で)繊細でリアリティがあるので、
あー、夫婦ってこういうものよねー、つらいわねー、とひしひしくる。
ルドルフのお葬式のくだり、切なかった。
棺をなでる動作。
久々にエリザベートを抱きしめた感慨と、
離れられてしまう切なさと。泣く。

そんな中、トートは空気(彩輝さんは空気だった)というのでもなく、
イデア、かな?
屹然としてそこにいるんだけど、物語にそれほどからまない。
マッチョなので、ウィーン版ぽくもあるけど、そんなに暴力的ではない。

ルキーニが現実味あふれる、人間らしい演技なので
ルキーニが語っているという形がはっきりしている。

ただ、唯一の問題は、
エリザベートに、死に惹かれる狂気が感じられないことだ。
なので、ルドルフ(暁さんでした)が「僕とママは鏡どうし」と歌うとき、
「え? そうなの?」と思ってしまった。


公演中に、みやるり茶に連れていってもらいました。
うふふ~。
ジェンヌさんとファンの、愛し愛されの両想い感が満載。
1:1000人以上、なんだけど、
大きな会場を埋め尽くす、小さな小さなみやるりちゃんの優しさ。
会場をぐるぐる回りながら司会の方の質問に答えるコーナーで、
ずっと「どうも~」とか言いながら客席に手を振って、
ちょいちょい、「その服、会服のアレンジ?」とか、「楽器持ってるのはお稽古だったの?」
とか、自由に話しかけてて、
会場支配力っていうんですかね。
これこれ、これだよ、お茶会の幸せ感て。とうっとりしました。

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