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邪馬台国の風/Santé!!(東京宝塚劇場 8/11 15:30) [観劇メモ]

駄作だ駄作だと聞いていたせいか、
それほど驚かなかった。
何回も手直しされているそうだ。

「大海賊」を「そこそこよくできてる」と思うぐらいには、
破たんがないと思う(笑)。
見た目かっこつけているのに、主人公の感情がわけわかんない、
サイコパスか、お前は、
というような作品に比べたら、全然マシかな、という。

でも、全然深くはない。
場面転換とかにもなんの工夫もない。
昔の作風なんだろうね。

敵役がただの敵役でしかなくて、近代的な物語で求められる動機とか何もない。
愛し合った二人が、立場のせいで別れざるを得ない、
それだけで持たせているという。
あと、何重にも三角関係とか。

でも宝塚ってこういうの多くない?
配役も、番手とかをちゃんと考えて、そこそこ順当にふってるし。

突っ込みどころと言えば、
巫女が神のお告げを得るのは真実とされている一方で、
手を熱湯につけてやけどしなかったら無罪っていうのは、
薬草で、ある意味科学的にやけどを回避する現代的解釈なのねえ。

そういえば、邪馬台国って結局どこにあったんだろうねえ?
いろいろわかってない時代だからねー
服とか本当はどうだったんだろうねー
などと邪心が時折入り込む。
同じような衣装でも、太王四神記は邪心入り込まなかったから、
(外国の話だからかもしれないけど)
観ながら、ちょいちょい退屈していたのだろう(笑)

キキちゃんがすごくかっこよくなってた。宙組に組替えかあ。
ゆきちゃんの巫女がぴったり。


ショーは賑やかだったけど、あまり残らず。
みりたんの女装が美しかった。
ロケットの衣装がかわいかった。葡萄なのかな?
カレーのロケットボーイが「スターさん!」って感じでいい。

みりたんとゆきちゃんのデュエットダンスにときめいた。
仲良さそうでよかった。
みりたんがフィナーレで組子の顔を見るのも、いい感じ!
なかなかなつかなかった猫が、
ふわっと近づいてきてくれた、みたいな。
(まだお腹全開じゃないけど、そのうちお腹全開もいけるかな、ぐらい)



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