ジャン・ルイ・ファージョン(9/27 18:30)
背景がとても綺麗。今までの宝塚でのフランス=キラキラ!っていうのじゃなくて、繊細。衣装も色合いからレースから、どれも綺麗。さすが景子たん。(まずそこ)
早乙女わかばのアントワネットがよかった。姫役者がまだ宝塚にいたとは!!
感涙にむせぶ。
さて。予習で懸念していたことですが。
裁判で追及されながら、過去を回想するという作りで、無罪を勝ち取るまでのハラハラで引っ張る形。
逃亡前に品物を届ける場面はしっかりドラマチックで、しかもフェルゼンとファージョンが「立憲君主制VS絶対王権」を歌で議論してて、なるほど〜〜
無罪に至る理由は、「人間の良心」をファージョンが陪審員に訴えて、陪審員が「無罪を!」と歌う、しかもちょうどロベスピエール失脚、というもの。ふう〜ん。
なんとなく納得。宝塚的にもアウトじゃない。だけど…
なんか唐突なんだよなあ。フェルゼンとの対決では信念がテーマに見えるし、家族愛のようにも見えるし、ブレてる。で、突然「良心」。例えば、初めてアントワネットに会った時に、気さくな人だと驚くとか、そこここで強調しておけばいいのになあ。
そして、一番ぐっときたのが、プチトリアノンの香水をアントワネットが牢獄で大事にしていたと、ロザリー(!!)がファージョンに告げる場面。アントワネットが「こういうときでも香りを楽しむのが人間の尊厳なのです」と言う。ああ、こうした香水の意味をもっと強調してテーマに結びつけてほしかった!
端的に言うと、悪くないんだけど、求心力がないな、とゆうことっす。
ファージョンがどんな人かよく分からないのも原因よね。ていうか、アントワネットが主役だよね(^^ゞ
みきちぐとさやかさんなくして、まとまらなかったと思う。京さんのロココ、キュートだった。眉もいい。白妙なつがいつの間にイイ女枠。マイケルのルイ16世にみらんを思い出す。真風に一瞬ときめいた。肝が座ってきた? れん様がキラキラしてた。シオツキがいい使われ方だった。マギー似の濃い人誰? スタール夫人、黙ってれば顔が好みだなあ。ピエールがちゃんと最後まで店に居残ってた。
ベニーはオーラはすごいが、顔白すぎだし、着こなしからして、女の子にしか見えない。発音も部分的に早口で母音が聞き取りにくい。うーん。
ところで、アンバーやムスクはもう流行らないって言ってたけど、復刻されたプチトリアノンの香水はアンバーがしっかり香ってたよ?(今回協賛でロビーに香ってたロクシタンの薔薇の香水も、ムスク入ってたよ?)
早乙女わかばのアントワネットがよかった。姫役者がまだ宝塚にいたとは!!
感涙にむせぶ。
さて。予習で懸念していたことですが。
裁判で追及されながら、過去を回想するという作りで、無罪を勝ち取るまでのハラハラで引っ張る形。
逃亡前に品物を届ける場面はしっかりドラマチックで、しかもフェルゼンとファージョンが「立憲君主制VS絶対王権」を歌で議論してて、なるほど〜〜
無罪に至る理由は、「人間の良心」をファージョンが陪審員に訴えて、陪審員が「無罪を!」と歌う、しかもちょうどロベスピエール失脚、というもの。ふう〜ん。
なんとなく納得。宝塚的にもアウトじゃない。だけど…
なんか唐突なんだよなあ。フェルゼンとの対決では信念がテーマに見えるし、家族愛のようにも見えるし、ブレてる。で、突然「良心」。例えば、初めてアントワネットに会った時に、気さくな人だと驚くとか、そこここで強調しておけばいいのになあ。
そして、一番ぐっときたのが、プチトリアノンの香水をアントワネットが牢獄で大事にしていたと、ロザリー(!!)がファージョンに告げる場面。アントワネットが「こういうときでも香りを楽しむのが人間の尊厳なのです」と言う。ああ、こうした香水の意味をもっと強調してテーマに結びつけてほしかった!
端的に言うと、悪くないんだけど、求心力がないな、とゆうことっす。
ファージョンがどんな人かよく分からないのも原因よね。ていうか、アントワネットが主役だよね(^^ゞ
みきちぐとさやかさんなくして、まとまらなかったと思う。京さんのロココ、キュートだった。眉もいい。白妙なつがいつの間にイイ女枠。マイケルのルイ16世にみらんを思い出す。真風に一瞬ときめいた。肝が座ってきた? れん様がキラキラしてた。シオツキがいい使われ方だった。マギー似の濃い人誰? スタール夫人、黙ってれば顔が好みだなあ。ピエールがちゃんと最後まで店に居残ってた。
ベニーはオーラはすごいが、顔白すぎだし、着こなしからして、女の子にしか見えない。発音も部分的に早口で母音が聞き取りにくい。うーん。
ところで、アンバーやムスクはもう流行らないって言ってたけど、復刻されたプチトリアノンの香水はアンバーがしっかり香ってたよ?(今回協賛でロビーに香ってたロクシタンの薔薇の香水も、ムスク入ってたよ?)
>>早乙女わかばのアントワネットがよかった。姫役者がまだ宝塚にいたとは!!
これに食いつきました。
ほんとに? ほんとーーーーに??
しかも友人からはあの棒読みのあいりちゃんが良かったというメールが届いて
実はこの二人が苦手なので、土日のチケットどちらか売りさばこうとしていたのですが
やめて自分で見ることにしました。
景子先生、この二人のこと鍛えなおしてくれたのかしらん、それだけでも嬉しい。
楽しみ、楽しみ
by hanihani (2012-09-28 10:47)
うわ、責任重大だあ。
私も、早乙女わかばを良いと思ったことは一度も、一度たりとも無かったのです。ですが、今回は良かった。と思う。周囲みんな、アントワネットでオペラ上げてました。ロココな髪型が似合うのかも? フィナーレではそれほどではなかったです(笑)
綺咲は、相変わらず貧相ですが、棒読みとメイクは少しマシになってましたよ。
わかばと真風でエリザベートが見たい…(歌抜き・笑)。みみちゃんもオネーギンですごく良くなったから、景子先生の愛の鞭、でしょうかね。
by 竜眼 (2012-09-28 19:58)
はじめまして!いつも楽しみに劇評を読ませていただいています。
それ以外のコラムも、なるほど~!と感心したり納得したり、勉強になります。
私も、早乙女さんのアントワネットがすごくよかったと思いました。
お芝居全体は、ちょっと主人公の人間像が上手く描けない、散漫な印象でしたが…香水という切り口でフランス革命をやったのは面白い視点だったと思います。
「宝塚歴史文化研究会」というものがあるのですが、よかったら来ていただけると嬉しいです。URLを貼り付けましたので、ご覧いただいてぜひご検討ください。
by はちくろ (2012-09-28 23:17)
はちくろさま、コメント&「宝塚歴史文化研究会」へのお誘い、ありがとうございます!「春から秋へ」は是非参加したかったのですが、仕事で行けなくて地団駄踏んでいました。その前の「宝塚ゼミ」のブログも、指をくわえて見ていたのです〜。10/20は予定があって無理なのですが、またブログをチェックして、是非参加させていただきます!!
by 竜眼 (2012-09-29 18:32)