近況いろいろ [近況]
仕事が忙しくて、お茶会にも行けず。しかし。
●『鈴子の恋』にはまっております。
えみくら&大石静ということで見始めたんだけど、面白い面白い。「芸に生きる人間は普通の幸せを望んじゃいけない」、だからいろいろ乗り越えて行く。その様子に涙する毎日。私、ただのオバハンかしら。
えみくらの座長っぷりもいいし(言われてみれば鼻がミヤコ蝶々に似ている)、なんたって浅野ゆう子と鶴太郎の両親が粋でいい。青野敏行がエンタツ役なのも、新喜劇好きにはうれしい限り。青野さん、芝居上手いんだなあ〜。まなかなの片割れが樹里ぴょんみたいで面白いし。
それに、芸能史って感じで、勉強になります。子役が座長の旅芝居がたくさんあったんだー、とか、楽屋風呂なんて、この時代は無いのねー、とか(宝塚温泉はそういう意味ではお風呂がすぐそばにあって便利だったんだろうね)。
…えええ、初恋の相手と戦地で再会するとな!?? はあ、昼ドラなんて滅多に見ないから、展開の早さについていけん。
●リサとのあちゃんの退団はかなりの痛手です。
リサはキタロウくんに見送ってほしかったのかなあ…。雪組は86期がいなくなっちゃうね。『オネーギン』のニーナ、素晴らしかった。イイ女として京三紗のようになってほしかった。のあちゃんは、私が珍しく気に入った下級生娘役だったので、がっくり。動物みたいでかわいいのに。全ツのマリリン・モンローも良かったのに。
●マヤさんのサヨナラ番組。
下級生への言葉として、「昔よりもトップにこだわりすぎているように思う」「芝居でも歌でもダンスでも、これだけは、というものを持とうとすればそれでいい」…そうそう、そうなんだよー。トップになれるとかなれないとか、華があるとかないとか、ファンもそういうことにこだわりすぎているような気がする。いろんなジェンヌさんがいて、それぞれの場で頑張っている、それが宝塚の良さだと思うなり。
●美穂圭子様のお言葉。
娘役番組で下級生に「何かできないことがあっても、それで自分の人格を否定する必要はない」って、すごく大事なこと言ってた。何かができないからと言って自分を責めちゃうと、それを練習して上手くなることもできなくなっちゃうものね。自分を肯定する力を「芯の強さ」と表現していた。いいこと言うなあ〜。
トップになった人の言葉にも重みがあるけど、それは競争を勝ち抜いてきた、頂点に立つものの重み。専科さんのように、長く脇にいる人の言葉にも、また違った重みがあるものです。
●朝都まおのサヨナラインタビュー
新人公演のちょっとした台詞に、一生懸命設定を考えて、熱演する。…こういう生徒さんを観るのが楽しいんですよ。マヤさんが言う、トップ云々じゃないところにあるタカラヅカの良さって、こういうことだよね。『コパカバーナ』の「サンキューの男」、『摩天楼狂詩曲』のしゃべらない青年…頑張ってきたんだろうねえ。それに、千秋楽にトップさんが銀橋に連れて行ってくれたなんてエピソードを聞くと、タカラヅカっていいところだよなあ、とついつい思ってしまうんです。
●Oldies
昔の歌謡曲を歌ったCD。面白くてずっと聴いてます。なんというか…、昔の歌謡曲って、すごく見栄っ張りだったり、田舎と都会の対比があったり、今とは違う価値観でできてるじゃないですか。それが、レトロな芸能であるタカラヅカとすごく合っている気がする。しかし一方で、タカラヅカという架空に近い世界と、泥臭い歌謡曲とがミスマッチなような気もする。この背反する二つの様相がイイ味になっている。
いや、難しいことはともかく。こうも声質が曲に合う生徒を見付けられるって、すごくない? 此花いの莉の山口百恵がかっこ良すぎる! 雪組のセレクションはどれもいい、キングの甲斐よしひろ、コマの『大都会』。みーちゃんのもいいしー、仙名さんの『木綿のハンカチーフ』もいいしー。ほかにも、それほど好きでない生徒さんでも、声質が曲に合ってて楽しく聴いてます。GOOD JOB!
●スカステ全般
お正月の隠し芸大会といい、ちーたらコンビといい、スカイフェアリーズからスカイナビゲーターズになったのは、正解だったと思ふ。やっぱりある程度、学年が上のほうが見せ方、面白くさせ方を知っているよね(いまっち除く。あの人は下級生とは思えなかった)。もちろん、フェアリーズで下級生を覚えるメリットはなくなってしまったけど、そこは「夢スポット」とかで代替していくのかな?
●忙しいのに…
裁判で減ってしまった「うっとり」の代替として始まった趣味を、つらつらと書き連ねる場所を作ってみた。。。興味のある方はご覧くださいませ→「香水愛好家の十二ヶ月」
●『鈴子の恋』にはまっております。
えみくら&大石静ということで見始めたんだけど、面白い面白い。「芸に生きる人間は普通の幸せを望んじゃいけない」、だからいろいろ乗り越えて行く。その様子に涙する毎日。私、ただのオバハンかしら。
えみくらの座長っぷりもいいし(言われてみれば鼻がミヤコ蝶々に似ている)、なんたって浅野ゆう子と鶴太郎の両親が粋でいい。青野敏行がエンタツ役なのも、新喜劇好きにはうれしい限り。青野さん、芝居上手いんだなあ〜。まなかなの片割れが樹里ぴょんみたいで面白いし。
それに、芸能史って感じで、勉強になります。子役が座長の旅芝居がたくさんあったんだー、とか、楽屋風呂なんて、この時代は無いのねー、とか(宝塚温泉はそういう意味ではお風呂がすぐそばにあって便利だったんだろうね)。
…えええ、初恋の相手と戦地で再会するとな!?? はあ、昼ドラなんて滅多に見ないから、展開の早さについていけん。
●リサとのあちゃんの退団はかなりの痛手です。
リサはキタロウくんに見送ってほしかったのかなあ…。雪組は86期がいなくなっちゃうね。『オネーギン』のニーナ、素晴らしかった。イイ女として京三紗のようになってほしかった。のあちゃんは、私が珍しく気に入った下級生娘役だったので、がっくり。動物みたいでかわいいのに。全ツのマリリン・モンローも良かったのに。
●マヤさんのサヨナラ番組。
下級生への言葉として、「昔よりもトップにこだわりすぎているように思う」「芝居でも歌でもダンスでも、これだけは、というものを持とうとすればそれでいい」…そうそう、そうなんだよー。トップになれるとかなれないとか、華があるとかないとか、ファンもそういうことにこだわりすぎているような気がする。いろんなジェンヌさんがいて、それぞれの場で頑張っている、それが宝塚の良さだと思うなり。
●美穂圭子様のお言葉。
娘役番組で下級生に「何かできないことがあっても、それで自分の人格を否定する必要はない」って、すごく大事なこと言ってた。何かができないからと言って自分を責めちゃうと、それを練習して上手くなることもできなくなっちゃうものね。自分を肯定する力を「芯の強さ」と表現していた。いいこと言うなあ〜。
トップになった人の言葉にも重みがあるけど、それは競争を勝ち抜いてきた、頂点に立つものの重み。専科さんのように、長く脇にいる人の言葉にも、また違った重みがあるものです。
●朝都まおのサヨナラインタビュー
新人公演のちょっとした台詞に、一生懸命設定を考えて、熱演する。…こういう生徒さんを観るのが楽しいんですよ。マヤさんが言う、トップ云々じゃないところにあるタカラヅカの良さって、こういうことだよね。『コパカバーナ』の「サンキューの男」、『摩天楼狂詩曲』のしゃべらない青年…頑張ってきたんだろうねえ。それに、千秋楽にトップさんが銀橋に連れて行ってくれたなんてエピソードを聞くと、タカラヅカっていいところだよなあ、とついつい思ってしまうんです。
●Oldies
昔の歌謡曲を歌ったCD。面白くてずっと聴いてます。なんというか…、昔の歌謡曲って、すごく見栄っ張りだったり、田舎と都会の対比があったり、今とは違う価値観でできてるじゃないですか。それが、レトロな芸能であるタカラヅカとすごく合っている気がする。しかし一方で、タカラヅカという架空に近い世界と、泥臭い歌謡曲とがミスマッチなような気もする。この背反する二つの様相がイイ味になっている。
いや、難しいことはともかく。こうも声質が曲に合う生徒を見付けられるって、すごくない? 此花いの莉の山口百恵がかっこ良すぎる! 雪組のセレクションはどれもいい、キングの甲斐よしひろ、コマの『大都会』。みーちゃんのもいいしー、仙名さんの『木綿のハンカチーフ』もいいしー。ほかにも、それほど好きでない生徒さんでも、声質が曲に合ってて楽しく聴いてます。GOOD JOB!
●スカステ全般
お正月の隠し芸大会といい、ちーたらコンビといい、スカイフェアリーズからスカイナビゲーターズになったのは、正解だったと思ふ。やっぱりある程度、学年が上のほうが見せ方、面白くさせ方を知っているよね(いまっち除く。あの人は下級生とは思えなかった)。もちろん、フェアリーズで下級生を覚えるメリットはなくなってしまったけど、そこは「夢スポット」とかで代替していくのかな?
●忙しいのに…
裁判で減ってしまった「うっとり」の代替として始まった趣味を、つらつらと書き連ねる場所を作ってみた。。。興味のある方はご覧くださいませ→「香水愛好家の十二ヶ月」
こんにちは。
スカナビですが、必ずしも良い事ばかりではないような気がします。というのは、スカナビの大半が、スカフェ経験者だからです。下級生のうちにスカフェを1年間経験したからこその、現在のあのニュース進行だという部分が、少なからずあるのではないでしょうか。
というのも、一部のスカフェ未経験者との差が、やはり顕著に見えてしまうからです。
単発での若手起用枠は増えている感じですが、果たしてスカフェ経験者を使い果たす3〜4年後に、今と同じ結果が得られるのかどうかと考えると、やはり疑問符の方が大きいと思わずにはいられません。
まぁ、あと3年くらいは問題なしでしょうし、最近かなり忙しいらしい下級生に、一年間レギュラーの仕事の負担を掛けずに済む事は、悪くない事ではあるのでしょうが。
by sm (2012-01-31 15:58)
smさま、なななるほど!!
舞台と同じで、ある程度完成されたスターさんを使っていると、
下が育たないわけですね…!
そうか〜〜。目先の利益に目がくらんではいけないですね。
タカラヅカは下級生の成長を楽しむもの。
下級生登用の場もやっぱり必要なんですね。
ご指摘ありがとうございます!
by 竜眼 (2012-02-02 18:21)