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滝沢革命(帝国劇場 1/12 18:00)

初ジャニーズ。まずは入場の手荷物検査に驚き(形だけだけど)、グッズ売りのテーブルみたいのが、売り子の手元が見えない高い台になってるのにも驚き(なんの意味があるのか?)、アウェー感をひしひしと感じる。客席が99%女性!宝塚より男性が少ない!

タッキー主演の舞台って、ショーなの? ミュージカルなの? と思ってたけど、ちょっとだけ筋のあるショーでした。いや、かなり運動会的なショーでした。

ストーリーはかなりトンデモなもので、感情とかどうでもいいタイプのもの。え、何その設定、なんでとーとつにそうなんの? 玉手箱開けたらおじいさんになって時空をさまようだあ? また玉手箱開けたらもとに戻れるだあ?

すべてはショー場面のため。竜宮城に行ったということで踊る。幸せだった時代の回想ということで踊る。時空をさまようということで宙吊り。だけど、竜宮城のイメージでもなんでもないし、幸せだった時代のイメージでもない(わたし的には)。うーん、なんなんだこれはー。しかも色づかいが安っぽすぎて耐えられない。

でも眠くはない。なぜなら、セットとか、やることなすこと大がかりだから。タッキー、何回宙吊りになったのかなあ。高いところから下に落ちる(マットはある)のもあった。舞台と客席の境目に水のカーテンができたり、最後の立ち回りは舞台全部が水浸しだし。手品もあるし、ほかにも細かな、いかにも児玉明子が好きそうな仕掛けも満載。

だから、タッキーはアスリートだった。座長って普通ホスト役でしょう。または早乙女太一やコムちゃんみたいな、神様に躍りを奉納してますが何か?系。タッキーはどちらでもなくて、ただひたむきに、三時間の競技で満点を出します!鍛練しました!って感じだった。それはそれでアスリート界のスターだわ。

ほかのジャニーズの出演者たちも、ダンスをしてるというよりは、運動してるという感じ。もちろん、かなりの体力を必要とする。毎日二回、水に濡れてあの立ち回りって…若い男子でないと絶対に無理。ジャニーズにはまる女子は、こんなふうに自分も動き回りたいって思うのかなあ??(三番手の人はわりとダンスだった。いや、客席にドヤ顔しながら踊ってるのが、ヅカファンのセンサーにひっかかっただけかな? →戸塚祥太)

で、リカちゃんはラスボスの怖い女の人。低い声ですごんだり、立ち回りがあったりと、なかなか好きです、この役。表面的には。というのも、怖い女になってしまったのは男にふられ、子供も奪われたから。可哀想じゃん。なのに、全く救われず、息子からは「俺の母さんは優しかった育ての母だけだ」とか言われちゃって終わるの。斎藤美奈子が指摘する、聖女と悪女に女性を分けてきた男性の見方そのものじゃん。いくら石田作品だって、宝塚にはこんな女性差別は絶対に無いよ。

今まで、マミさん、シナちゃん、彩音…元ジェンヌがいっぱい出てるけど、どんな役だったのかなあ〜。

ほかには…小さい子供がいっぱい出てるのも驚き。青田買いするのね?大階段があったのも驚き。タッキーはおじいさん役の声がけっこううまかったな。若い男の子が、派手な衣装で踊るというか動いてると、戦国鍋テレビかと思ってしまう。ジャニーズのほうが本家なのにね。

初ジャニーズはこんな感じでした。コンサートとかはまた違うんだろうね。
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