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阪神教と宝塚教 [ヅカってなんだ?的記事]

井上章一の本は好きなんだけど、読んでないのもけっこうあると気づいて、ちょこちょこ読むことにしている今日このごろ。

彼は阪神ファンだそうで。え、京都の人なのに? いやいやいやいや、

阪神=大阪の象徴なんて考え方は、虚像!

じつはごく最近のもので、マスコミ主導の作られた虚像なんですってー。知りませんでした。そんなことを解き明かしつつも、虚像にすがる阪神ファンの気持ちをつづったエッセイ集が『「あと一球っ!」の精神史』(太田出版, 2003.9.)。ヅカファンとして共感せざるを得ないのです、これが。

「ふつうどこの球場でも、試合が終わったら観客はぞろぞろ帰りはじめますね。でも、甲子園では(中略)ヒーロー・インタビューを聞き終わったら「六甲おろし」を三番まで歌います。三番まで歌い終わったら、今度は選手ひとりひとりのバッティングマーチがつづきます。
この儀式を最後まで終えてからようやく帰りはじめるわけですから、これはもう宗教でしょう。阪神教右翼席派の勤行です。甲子園はまさしく聖地です。
ファンも自分たちがもりあげていることで選手をささえ、相手チームをビビらせていると思って球場に来ています。自分たち観客もコマとなり試合を動かしていると思っている。
なんでそんな幻想にひたれるのかというと、球団が情けないからです。」(p136-137)

球団を歌劇団に、甲子園を宝塚大劇場(か東京宝塚劇場)に置き換えても、意味通じます。全然通じます。

「球団があんなふうやから。心さむざむとさせられるような球団やから俺たちがささえなあかん。あんな球団にやとわれた選手もかわいそうやけど、そのぶんわしらがささえたるとファンがかってに思ってくれる。それが球場のものすごいもりあがりをつくっている。」(p131)

ぬぉぉぉ。「あんな劇団だから、あたしたちが○○ちゃんを支えないと」って、我々しょっちゅう言ってますけど! その心意気で一生懸命出待ちの列に並んでますけど! まさに→コレ

しかも、井上章一は、劇団、じゃなかった球団はわざとやってるんじゃないか、とまで言う。そうなの? そうなの? 歌劇団はファンを盛り上がらせるために、わざと冷たい仕打ちをしてるの? 一作トップもそういう作戦なの? 

ま、半分冗談なんでしょうけれども、でもそんな気持ちがあるのは、阪神ファンもヅカファンも同じなんですねえ。小林一三と阪神との話もちょっと書いてありました。

::::::::本家はコチラです→a posteriori takarazuka:::::::
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