SSブログ

クリスマス商魂とタカラジェンヌ [ヅカってなんだ?的記事]

いやはや、上手い人も上手くない人も、みーんな魅力的で楽しいクリスマスCD『CHRISTMAS PRESENT』。だって、あの有名な曲を、私たちのごく親しい人たち(勘違い)が歌ってるんだよん! 日本中が商魂逞しく騒いでいる中、私たちはこの親しい人たちと一緒に騒げるんだよん! この「親近感」、たまりません。

その一方で、どーーーーっしても違和感がある曲も多数。。。特に極めつけは「恋人はサンタクロース」。これって、彼氏にどんどん貢いでもらいましょー、バンバン消費しましょー、それこそが中産階級の夢! それを実現できるのが「愛」! って歌だよね…。80年代の消費社会を牽引した歌だよね…。いや、自分もそれに乗っかってたわけですが。当時はそれがむちゃくちゃかっこよかったわけですが。

だからこそ恥ずかしい! 日本のクリスマスソングの大半は、商魂によってできたものじゃんか。そんなものを、そんなものを、夢の世界の清らかなタカラジェンヌに歌ってほしくなーーーい。いや、ウメちゃんにもユーミンにも罪はない。親近感を感じてうれしくもある。ただ、組み合わせに違和感を感じるのよ。考えすぎ? 考えすぎ?

じゃあ、外国の歌はいいのかっつーと、外国の歌も商魂かもしれないけど、外国のことは伺い知れないから、いーの。(勝手)

ひょっとしたら、『Across』の1幕がJ-POPオンリーだったり、藤井大介がJ-POPを多用したりするのに、眉をひそめる年配のヅカファンの方々の気持ちって、こういうものなのかな。。。? 自分はそれらは全然気にならず、クリスマスソングだけが気になったけど。日本の歌謡曲の裏のもろもろとか、自分とのかかわりとかを考えちゃって、「そんなの夢の世界に似つかわしくないわ!」って思ったりするのかしらん。(つーか、私ももう「年配」の仲間入り?)結局は、ヅカ作品に現代日本を舞台にしたものがほとんど無いのと、同じことかもしれないね。

ちなみに、このCDの中で私を一番ハッピーにしてくれたのは7曲目です。こんなに下手なのに、ぴっかぴかに輝いてる。通勤電車の苦痛も一気に吹っ飛びます。タニってやっぱりすごい。そのあとにトウコ、オサと続く順番もまた絶妙〜。

::::::::本家はコチラです→a posteriori takarazuka:::::::


nice!(0) 
共通テーマ:演劇

nice! 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。