マルセイユ＝宝塚なら、世界に広がる海＝武庫川なのか [観劇メモ]
雪ワークショップ、主演者一人じゃワークショップじゃねーだろ！ ったく、いろんな人にチャンス与えないと、いいバラは咲かないんだっつーの！
さて、花組２回目にしてMy楽の感想。
あでゅーまるせいゆ〜って主題歌、いいよね。太田健作曲なんだね。入団６年目にして素晴らしい主題歌を書かれましたね。オサのあの声で歌われると、たまんないす。
オサがスカステの退団番組で「タカラヅカは自分の人生の一部だと思っていたけど、今、タカラヅカに包まれている気がする。ふかふかした、綿菓子や羊の毛みたいな感じ。」って言ってたよ。ああ、そのふかふかに、客席の私たちも包まれてる！ そのふかふかが、心のふるさとってやつかも！ 遠く離れていても、心はいつもマルセイユにある。マルセイユの海から、世界が広がってる。武庫川から船出する人はいないだろうが（笑）、でも、ジェンヌはタカラヅカから広い世界へ旅立っていくんだああ。
膝を痛めて、リフトをしないオサ。娘役になるつもりで入団したというオサ。自分のことをシンガーだと思ったことはないと言うオサ。なのに、歌うために生まれてきたような美しい声をしているオサ。フィナーレで銀橋に出ないまま退団してしまう嶺輝あやと。もっとあの長身と演技力をいかした役をみたかった。前回の休演と関係あるのか退団してしまう花純風香。もっとあのふくよかな声を聴いていたかった。
タカラジェンヌほど、運命を享受して健気に生きている人種はいないよね。子供を作るつもりはなかったのにできちゃって生む友人と話しているとき、ふと口をついて出た言葉、「今、運命を享受しているところなんだね」。タカラヅカではそんなことがいつもいつも起こってる。
ま、感傷的なことはおいといて。
今回は、ジェラールがマリアンヌを思う歌が、とても痛々しくて、その後の「キスしたことは忘れてくれ」発言が納得できました（でもその後の「君は世間のことを何も知らないくせに！」発言は許せません）。
マリアンヌのようなフェミ活動って、じつはけっこう自分ぽいかも。。。女性の権利というよりは、女子が「もっと女の子のことを大切にしてね」という気持ちを、かっこよく言ってみたつもり、っていう。だから、好きな男子が旅立つと言えば「活動やめてついてく」とか安易に言っちゃう。よくわかるこそ、恥ずかしい。しかも、そういう気持ちと、ヅカファンである自分の気持ちはすごく似ている。フェミとヅカ、正反対なようでいて、じつはぐるっと回ればすぐ近く、って気も…。難しくなってきたので、とりあえずここまで。
めおちゃんがいつのまにか男役ダンスをしていた（本人比）。りせがいつのまにか男っぽくなっていた（本人比）。みなさん、成長著しくて頼もしい限りであります。
オサのもみあげが、この期に及んで変わっていることを、みなさんご存知！？ 細く長い猫の爪タイプから、クラシカルな長方形に〜。画像は→http://www009.upp.so-net.ne.jp/ft2/koutenteki-zukafun/report/momiage1.html（ふと思ったんだけど、『うたかたの恋』のときも長方形だったかも。王子様役ってことで。明智のときはどうだったっけか。過去の記事を見てもみつからない。。。思ったことはちゃんと書いておかないとダメね）
みわっち、やっぱいいよね〜。短い手足なのに、顔でキザってるから、目が離せない。『舞姫』よかったら、はまるかもな。予告。（予告ってなによ。予告ホームランみたいなもんだよ。←『天然コケッコー』の大沢くん風に）
立さんについては、また改めて。
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