SSブログ

ウェストサイド物語(四季劇場 秋 10/13 17:30) [観劇メモ(ヅカ以外)]

映画版が好きで、何度も見ました。英語が聞き取れない私にとっては、やっと観られる日本語版! おお、さすが生だとダンスも歌もすごい! すげー迫力!!

と最初はワクワクしていたんだが、いや、歌もダンスも最後までワクワクしてたんだが、どうにもこうにも母音法が気になって感情がついてかない…。台詞になると急にトーンダウン。「あ・い・し・て・る・わ」いちいち区切るなー! 「お・ね・が・い」いちいち念を押すなー!

もうダメ。。。ラスト全然感動できんかったよ、よよよ。よく知ってるミュージカルを劇団四季で観るのはやめよう。そう決意してしまった。

キャストはイメージを損なわなくてよかった。ベルナルドとアニタって役が大好きなんだけど(だから1998年の月組:紫吹淳&樹里咲穂を観てないのは人生最大の落ち度)、どちらもかっこよかったな(ベルナルド=加藤敬二、アニタ=樋口麻美)。アニタ役の人は樹里と声が似てて、樹里が母音法の物まねしてるみたいに聞こえて時々笑えた。

しかし、エニイ・ボディズ(磯津ひろみ)は老けすぎだろう。小柄な女性がいないのか? かわりに私がやろうかぁ?(お前も老けすぎだっつーの)グラジェラ役の人がかっこいいな~と思ってよく見たら高倉恵美だった。わーい。この人のダンス好き。

ウェストサイドと言えば、吉本新喜劇で辻本茂雄が真似する「ローテーショントーク」! ミュージカルは大好きだけど、私の中のどこか1割ぐらいの部分が「やっぱり突然歌い出す、踊り出すのは変だよな…、ぷぷ」と思っていて、ローテーショントークを知ってしまってからはさらに笑いそうになってしまう。それに、ジェット団の人がリーゼントで母音法でしゃべると、今度は友近の彼氏(なだぎ武 )がやるアメリカドラマの吹き替えに見えたりして。ああ、ウェストサイド大好きなのにぃ。

ウェストサイドのような、社会性がある作品が存在していても、相変わらずミュージカルがレベル低く思われるのは、この恥ずかしさに起因しているんだろうな。ていうか、シリアスな話だけに、突然歌い出す、踊り出すのが際立っちゃうのかも。(…キャバレー以来、ミュージカルがどう思われてるかってことばかり考えてしまう)

でもやっぱり名作です。傑作です。断言します。音楽にあわせて身体が動いてしまうもの。そしたら周囲の人も足でリズムとったり、揺れたりしてて。仲間だ~。

::::::::本家はコチラです→a posteriori takarazuka:::::::


nice!(0) 
共通テーマ:演劇

nice! 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。