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星影の人/Joyful!!2(市川市文化会館 10/8 16:00) [観劇メモ]

おっ、もう今日が千秋楽なのかー。

市川公演はミズの出身地ということで、カーテンコールが盛り上がりました。「市川、新小岩、錦糸町、馬喰町、新日本橋、東京。で、乗り換えて有楽町、と劇場に通ってました~!」なんて言ってた。そのとき私が感じた違和感とは。

…この人が、この異界の人が、女子高生だったときがあったんだ!! ワナワナ。ありえなーい。タカラジェンヌはみんなそうだけど、特にトップスターは、一般人だったときがあったというのがなんか信じられないのよね。。。

観劇中は、舞台そのものよりも、そこから連想していろいろなことを考えておりました。

とりあえず舞台の感想、箇条書き。

☆『星影の人』は中日で一回観たきりだったんだけど、今回は玉勇さんがすごい貫禄でお姉さんに見えた。京都弁が上手になったのかな。一方、沖田はんの若作りが自然に。中日では同い年ぐらいのカップルに見えたけど、今回は姉さん女房って感じだったな。初演時の意図はどうだったんだろう。

☆人数が少なくなったのか? それとも自分が2階だったからなのか?(いやいや、単にオペラグラスが壊れた衝撃で動揺してただけなのか) 立ち回りとか、ラブシーンの群舞が若干見劣りしたような。

☆やっぱり、ひろみの山南さんいいよね~。どうしてエルマーはいまいちだったんだろう。

☆『Joyful!!2』はスパニッシュ場面が増えたのかな? ちょっとくどいか。

☆となみ、リフト上手くなったねー。感涙。

☆全体的にコーラスが上手くなった気がする。エリザ効果ってやつか。

☆真波そらってダンスがすごく安定してるのね。

☆やっぱり雪のショーはナガさん! 洒脱だわぁ。

以下、考えていたこと。。。

★キムは器用なのに小さくまとまらないのはなぜなんだろう。タニとかレオンとかとなみとか(ご異論はございましょうが、どうかおさえてください)、天然ボケ系の人が舞台上で尋常ならぬ度胸とパワーを発揮するのは、容易に想像できるんだけど、キムはそつがないし、自分でも「器用貧乏なんです」って言ってる。なのに、決して地味でも小粒でもないんだよなあ。なんなんだろう、キムの存在感の元は。

★ミズキムはミズユミよりもっと萌えない(笑)。だって「陽」と「陽」なんだもん。私の中では、「トップと2番手の陰陽の法則」というのがありまして。トップが陽なら2番手は陰であってほしいわけです。ミズ→陽。ユミコ→陰。キム→陽。陰陽交互だとちょうどいいな、と。ほかの組だと…、星組は、トウコ→陰。レオン→陽。うん、いい感じ。花組は、オサ→陰。まとぶん→?。ん~? どうなんだ?? 宙組は、タニ→陽。らんとむ→陽、ありゃりゃ。月組は、アサコが陽だから、ユウヒの陰が映えるわけで、番手としてはきりやんが2番手だけど、組み合わせとしては陰陽でアサユヒなのでは? ねっ。

★黒い役って大事だよねー。土方さんは、悪役じゃないけど一応「黒っぽい」よね? 多少イメージに合ってなくてもやって正解だとしみじみした。だって、キムしっかり土方さんになってるし(ユミコほど残酷さは感じなかったけど、山本耕史っぽかったよ)、これでまた成長するでしょう。

最近、悠未ひろとか、悪役専門になりつつあるけど、固定しちゃうのはよくないと思うの。タニだってリコ・カステッリやったのよ。リカちゃんのプガチョフ! タータンの基経! トウコやミズのランブルーズ! そういうのがあってこそ、生徒は幅広い演技ができるようになるんだし、悪役を小さく固定してしまわない、つまり一面的でないお芝居こそが、面白いお芝居なんだよう。何が言いたいかっていうと、まとぶんは黒い役をモノにしてなくてトップになって大丈夫なのかってことと、マギーやキタロウくんを悪役だけに使わないでねってことです。はい。

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