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変身写真館(3・終) [変身写真館]

どどーん!!!

ぎゃーーーっ! 美しくなーい!

…それにしても、誰だ? コレ。よく見ると自分なんだが…。顔も違うし、スタイルも自分が思ってるのよりずうううっと悪い。ジェンヌ比だもんね、欠点が目につく目につく。ずんぐりむっくり…頭でかすぎ…5頭身だよ…フェイスラインはたるんでるし…団子鼻だし…。うがー。誰かに似てると思うんだけど、誰だろう。毬丘智美?(←毬丘さんに失礼デス)

なんつーか、「ジェンヌの真似しようとするなんて、勘違いしてて恥ずかしい!」「結果、やっぱコレじゃん!」と思う一方で、「いいじゃーん、遊びだよ、遊び!」と思う気持ちもあって。

お店のスタッフさんは当然、後者のノリでフレンドリー。特に、受付でオプションを選んでるときに「普通サイズの写真、どうですか~? 持ち歩いて時々見ると、癒されますよ~」とすごく勧められて、そのときは「? 友達に見せてネタにするのかな? なんで癒されるのかな??」と思ったんだけど、その意味が、終わってみてわかった。

だって、ヅカ友達に見せればみんな笑う。面白がってくれる。決して白い目でなんか見ない。あ、こういう恥ずかしいことしても、いいんだ。似合ってないのに好きだからって着てみちゃって、かなりみっともないけど、それでもいいんだ。こうして、仲間内でそれを許しあってる、この居心地の良さ。これが「癒される」って意味なんだ! 

味をしめたわたくしは、受け取ったA4写真を、携帯でとって劇場で友達に会うたびに見せております。みんな笑ってくれます。だからここにも載せます。読んでくださる方もきっと、「ぷぷぷ」と思う一方で、「でも自分もやってみたい」と思ってくださると信じて。あ、でも、もちろん、非ヅカファンの友人には見せません。友情にヒビが入ってしまいます、マジで。これが、被差別者であるヅカファン同士の連帯感。

そのうえ、不遜なことに「今後は男役のメイクに挑戦したいな」などと思ったり。男役の衣装は、短足が強調されそうで怖いけど、トートなら上着があるからOKかしら? うーん、でもせっかくなら羽しょってみたい気も。だって、重さを実感してみたい(本物よりずっと軽いんだろうけど)。あと、スタジオに最近の作品の衣装が少ないのがちょっと残念でした。それと、ラテンの衣装とか、日本物(新撰組とか)もあったらいいのに。でも、化粧法がかなり違うから無理なのかも?

なんにせよ楽しかったので、スタッフさんありがとうございましたー。みなさんも是非やってみて! そして連帯感を強めるために、ブログに写真を載せてね!

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