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堕天使の涙 2回目~景子タン自身がアンドレになれ! [観劇メモ]

これはあくまでも私の好みの問題なんですが、タカラヅカの主人公たる男性は、「つきあいたいな~」って思うような、素敵な男性であってほしいんです。多少ワルでも、多少マヌケでも、全体としては魅力的で、ぜひともおつきあいさせてくださいって男性であってほしいんです。

なのに。なのになのに。ルシファーって、絶ぇっ対につきあいたくないタイプだよね。いっつもスネスネでさ。いじけてるのはいいの。『エデンの東』の主人公だっていじけまくってたもん。でもさー、だからって他人の不幸を喜んでるのはアウトだよ~。「つきあったら絶対に苦労しそう」って瞬時に思っちゃうわ。

景子タンはどうしてかっこいい男性を主人公にできないのかねー。バウで女性を主人公にすれば、相手の男性をかっこよく、包容力たっぷりに描ける。もしくはサブキャラの男性ならOK。でも主人公にはできない。

それって、自分に包容力がないからっしょ。サブキャラとか相手役なら、想像の世界で適当に書けるけど、やっぱり主人公ってのはもっとも作者が投影されるもの。それに、主人公ならではの葛藤も描かなくちゃならない。となると、包容力があるけど、そこに至る苦悩とか、人知れない葛藤とか、そういう細部も描かなくちゃいけなくて、それってやっぱり自分の中に引き出しがないと、想像だけでは書けないっしょ。

もう、いいかげん、「いつかベルばらのアンドレみたいに、バリキャリの私を支えてくれる男性が現われるはず」なんて思うのはやめようぜ(>自分)。自分がアンドレになればいいんだよ。自分が、スネスネモードを卒業して、トラウマを見つめて、そのうえで他人を包み込めるような人間になるよう、努力しようよ。そしたら、かっこいい男性を主人公にした作品が書けるよ、きっと。一緒にがんばろう、ね、景子タン。

そうねぇ、コムちゃんのこれまでの役なら…、『霧のミラノ』のロレンツォはつきあいたいわねぇ。あれはコムちゃんのキャラにも合ってたし。ぼんくらな公務員のふりしてるけど、じつは情熱的な革命家! きゃー、ステキ! 『スサノオ』は…、絶対イヤ(笑)。あんな暴力男。ってぇことは、上記の理論で行くと、自分、柴田先生とはつきあいたくって、キムシンとはつきあいたくないってことか。言えてるー(笑)。

::::::::本家はコチラです→a posteriori takarazuka:::::::


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