SSブログ

TV映画版 コパカバーナ [観劇メモ(ヅカ以外)]

やっと届いたよ、コパビデオ。もう公演終わってるっちゅーの。ヅカファンなら誰でもそうだと思うけど、気に入った公演の公演期間中って、特別ですよね〜。毎日通うわけじゃないけど、劇場にその世界が広がってる、期間限定のナイトクラブ「コパカバーナ」がそこにあるっていう楽しさがあるもの。

さてさて、コパカバーナのビデオ、TV用に80年代に作られた映像です(順番としては、ヒット曲まずありき→TV→舞台)。届いてから気がついたんだけど、字幕がない! そりゃそうだ、アメリカのアマゾンで買ったんだから。。。ばかばか、自分。そういうわけで、何を言ってるかほとんどわかりません(笑)。日本の英語教育はどーなってるんでしょー。なんとか、舞台のストーリーと対照して、最後まで見終わりました。ふぅ。

☆ローラはしのぶ紫! …を、ちょっと立体的にした感じ(笑)

☆トニーはバリー・マニロウ本人。この人、セサミストリートに出てきそうな顔。

☆スティーブンやサマンサは登場しない! 80年代のディスコ「コパカバーナ」にいる老けメイクのしのぶ紫、若者たちをさみしそうに見つめていると、トニーの幻があらわれ、回想シーンへ。

☆トニーとローラはなんと、イントロクイズの出場者として出会う! といってもTV番組じゃなくて、劇場の余興みたいな感じ。こんな演し物があったんですねえ。

☆サムはヅラじゃない! 顔は渡辺徹! キャラもおどおどした感じ。

☆「来てよ〜、男〜」は超セクシー。勘違いキャラというよりは、セクシーすぎてドギマギという場面。審査員に足を触られちゃったりする。

☆トニーがローラに惚れるのは、「来てよ〜、男〜」より前(「来てよ〜、男〜」のぶっとびぶりに惚れたってほうが、いいのになあ)。二人がつきあい始めてから、売り込みのために「来てよ〜、男〜」を編曲する。

☆トニーはおぼっちゃま! お手伝いさんまでいる。

☆グラディスは存在しない!! 

☆リコはふつーにダンディ。

☆ローラは自分からハバナに行く! リコに薬を飲まされ眠ってしまい、朝帰りしたところをトニーに見られて喧嘩になって、「そんなにリコがいいなら、ハバナに行けばいいだろ!」「何よ!」みたいな感じ。(推定)

☆コンチータは林マヤ! しかももうスターじゃない。

☆リコはローラにプロポーズする。

☆ローラ奪回にはサムは参加してない! 行くのはトニー(のほかにもいるんだけど、英語がわからんのよー。トニーを気に入ってるマダム? とトニーの生き別れになってたお父さん?←永六輔似)

☆エルブラボーの演目は、最後助けにきたヒーローは死んじゃうストーリー。

☆トニーがローラを奪回するとき、なんとコンチータも一緒に逃げる! コンチータはリコをもう愛してないみたい。

☆帰ってきたトニーとローラは結婚式!

☆が、リコが復讐に来て、揉み合っているうちにトニーが死んじゃう。ををを…

悲劇なんですねぇ。舞台版で最後にスティーブンが「やっぱり悲劇にしようかな、トニーが死んじゃうとか」と言ってるのは、元の映画をふまえてなんですねぇ。

全体的にゆる〜いテンポで、歌と踊りの場面がちょっとある映画って感じで、ミュージカル映画としては中途半端でした。ローラはトニーのイマジネーションの源泉であるという点を膨らませて、スティーブンの想像の世界ってことにしたのは、なかなか良い改変であったと思います。グラディスやサムを愛すべきキャラにして、リコとコンチータに愛があるってことにしたのも。やっぱり、元の曲があんなに楽しげなんだから、お話も登場人物も、ご機嫌な舞台版のほうが、正解ですなー。

::::::::本家はコチラです→a posteriori takarazuka:::::::


nice!(0) 
共通テーマ:演劇

nice! 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。