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紫吹淳コンサート XX SPLASH(新国立劇場 4/7 19:00 ほか) [観劇メモ]

久々に男役芸を観て、鼻血ブーでした。『シカゴ』『キャバレー』のナンバーも良かった。セクシーで大人な女性の役も観たいもんです(この場面、なぜか安奈淳に似てる気が)。『キューティハニー』も、ハニーファン(小さい頃好きだったの!)からしたら「かわいすぎ」だけど、リカちゃん的にはOKOK。

んが、それ以外の80年代洋楽の場面がどーしても乗れないんです、私。。。特に一度目のコンサートは全編そのノリだったから、ダメだった。退団してからの大きなお仕事というと『喝采』、一度目のコンサート、『グッバイチャーリー』、『THE BOY FROM OZ』、『グランドホテル』、そして今回の二度目のコンサート、なわけですが、どーも私、ストレートプレイやミュージカルに比べて、コンサートは盛り上がりません。どうしてだろー?  単に音楽の好みが合わないってこと? 同世代なのに?(私の好みが古すぎ)

現役時代はもちろん、男役芸に恋をしておりました。退団してからは、それはメインではなくなってしまいます。じゃあなんで、それなりに見続けているかというと、役者として好きだから、だと思う。役へののめり込み方が、観てて面白い。つまり、コンサートは「役」じゃないから、つまらないのかな~? 今回は前回と違って、男役場面もそれなりにあり、ミュージカルのナンバーも多々あり。それらは、「役」だものね。「役者紫吹淳」じゃなきゃ好きじゃないのかな~?

Non Non! それを言ったら、去年のターコさん(麻実れい)のリサイタルはどうだった? すごく楽しかった、幸せだった。知らない曲、ミュージカルの背景を持ってない曲でも、楽しかったじゃん。だから「役」かどうかじゃないんだよ。

それで思い出したのは、こないだ観た『越路吹雪物語』でのピーター。首をカクカクさせて、越路吹雪の仕草を真似てた。あれだよ、あれ! 歌っているときの仕草、表情って、すごく大事だ。すばらしい歌唱の技術を持っている人なら、歌うだけでいいかもしれないけど、歌手を観に行くってのは、それだけじゃないんよ。歌っているその人を観ているんだから、ああ、歌手〇〇〇を観たなあって思わせる、仕草や表情が必要なんだ! ターコさんの「むは〜っ」っていう鼻息、肩のすくめ方。OGに限らず、演歌歌手の腰の使い方(もしくは直立不動)、吉田美和の手の使い方etc。そういうものを観て満足するんですよ。

リカちゃんにはたぶん、「歌手(女バージョン)紫吹淳」としての仕草や表情、つまり「スタイル」がまだ無いんだね。もしくは、すでにあったとしても、私好みではない。もしくは、すでにあったとしても、男役としてのスタイルに匹敵するほどではない。もしくはそういうものを必要としないタイプのコンサートでありたいのか。。。

でもこれからも応援していきますよん。(ターコさんのリサイタルのDVDを流しつつ  笑)

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